GANTZ

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観ちゃいました、「GANTZ」。
こういう続きモノって、1作目見逃しちゃうと絶対次も観ないから(デスノートしかり、20世紀少年しかり)。
原作読んだことないし、先入観ゼロで観てまいりました。

GANTZ

『GANTZ』

あらすじ

就職活動中の大学生・玄野計(二宮和也)は、地下鉄のホームで幼馴染の加藤勝(松山ケンイチ)を見かける。
正義感の強い加藤は、線路上に転落した酔っ払いを助けようとするが、手を貸した玄野と共に進入してきた電車に轢かれてしまう。
次の瞬間、二人は見慣れぬマンションの一室にいた。
そこには同じように死んだはずの人々が集められ、リビングの中央にはGANTZ<ガンツ>と呼ばれる謎の大きな黒い球が異様な存在感を誇っていた。

GANTZ

以下、ネタバレあり。

原作では、玄野(クロノ)は高校生らしいんですが、映画ではなんか情けない大学生の設定です。
確かにもういい加減、ニノに高校生は無理だろう。マツケンにも。

死んだはずの人間がとある1室に集められ、なぜか『星人』と呼ばれる敵と戦うことを余儀なくされる。何のために戦うのかもわからないまま。

GANTZの中にはそれぞれの名前が書かれたアタッシュケースが入っていて、中にはガンツスーツと武器が。
それを手にして、戦いの場へと転送される。

GANTZ

最初の星人は「ネギ星人」。

GANTZ

GANTZに殺すように命じられたのは、ネギ星人親子の子供のほう。
なんか妙に気持ち悪くてすばしっこくて、全然同情できないキャラクター。
「ネギあげます・・・」とか言って、必死に命乞いするのもなんか腹立たしい(笑)。
ここでやけにすました高校生、西が、メンバーにウソをつく。

「これはあるテレビ番組の収録なんだ。見事ネギ星人を倒した人には、賞金1,000万円が出る」

それを聞いた玄野、加藤、岸本(女性)以外のメンバーたちは、必死にネギ坊主を追いかけ始める。
見事ネギ坊主を倒したと思ったら、そこにネギ親父登場ですよ。
カギ爪で坊主を殺したメンバーたちをバッサバッサ切り倒していく。

エ、エグい・・・・。
残虐極まりない感じです。観てるのがつらかった。げぇっ。

戦いを終え玄野たちが部屋に戻ると、親父に殺された人たちは消えていた。
つまり、星人にやられたときが、その人の本当の死。
そして生き延びた人たちは、元の世界に一時的に戻される。
そして新たに死んだ人たちがGANTZ部屋に補充される、ネバーエンディングストーリー。

ガンツスーツを着ていれば超人的なパワーが出ることに気がついた玄野は、そのスーツの魅力にハマっていく。
なんとなく、「ロード・オブ・ザ・リング」の指輪のようなイメージね。

またGANTZに召喚された玄野たちの次のターゲットは、「田中星人」。

GANTZ

ラジカセから流れてくるテーマソングは「ビューティフル・サンデー」。
家に帰ってから、「そうか、田中星児!」って気がついたよ。遅。

この田中星人、こわおもしろい。新しいジャンル。
いや、そこ笑いどころでしょ、っていう場面でも、みんなあんまり笑わないのはナゼ?
戦い方もミョーにアナログで(笑)。おっそろしくて笑えました。

高校生の西は、田中星人にやられてしまうんだけど、死ぬ間際にこのゲームの秘密を明かす。
それは

【星人を倒し得点を重ね、”100てん”になるとこの世界から解放されるか、好きな人を生き返らせることができる】

ということ。

これを聞いた玄野は戦いに目覚め、これからは全部自分で星人を倒してやる、と勘違いしちゃう。
加藤は暴力に支配された世界を嫌悪し、戦いを否定する。
んー、ますますLotR?

最後の星人は、「おこりんぼう星人」。
仁王像だけかと思いきや、千手観音、大仏まででてきてしっちゃかめっちゃか。

千手観音

もうあたし、千手観音が一番怖かったよ。
気がついたら音もなく隣りに立ってて、刀振り回して切りかかって来る。
三十三間堂、怖くて二度と行けないかも。
「おまえら皆殺しだ」って、仏様がそんなこと言っちゃダメでしょ(笑)。
そして千手ですからね、勝てるわけがない。結局ココで、加藤も岸本もやられてしまいます。

GANTZ

1人で暴走していた玄野だけど、加藤を失って仲間の大切さに気づき、今後はみんなで協力していこうと改心する。
GANTZの世界の戦いは、実は現実社会とリンクしていて、玄野たちが破壊した建物は現実でも壊れてる。
それを調べに来た重田(山田孝之)。ラストほんの少ししか出てこないのに、エンドロールの一番最後に名前が出てた。
かなりのキーマンってことだよな????

続きを観ないと、全然話が終わりません。もともとそういう作りだしね。
エンドロールが終わったあと、次作の予告編が流れるのでそれも要チェック。
ラストの方で玄野といい感じになってた小島(吉高由里子)が、新たな星人になる予感も・・・・?
そして加藤は死んでいないっぽい????

GANTZ

これ、実写化不可能って言われてたけど、原作を読んでる人たちには
どう映るんだろうねぇ?
こんな感じでいいのかしら?ちょっと漫画を読んでみたくなりました。

個人的には、ニノの演技ともなんともつかない、トボけた感じが好きでした。
正義感あふれるマツケンもステキだったし。なんか顔変わった気がするけど。
あと、GANTZの中の人が海老蔵に見えるんだけど、違うのかしら(笑)。

映画自体は楽しめたのだけど、なんか、たまにいませんか?
スクリーンに映っていることを、口に出して実況中継しちゃうお客さん。
しかもでかい声で。

「あ、やられちゃった」
「あの人はまだ生きてるよ」
「早く逃げればいいのに」
「ほら、後ろ後ろ」
ってあなた、ドリフじゃないんだからさ。
しかもこの方たち(たぶん夫婦で来てる)常連さんっぽくて、わたし何回も遭遇したことある。
もし隣りに座ってたら、絶対注意するんだけどな・・・。
実際わたしの親戚が隣りに座っちゃったらしくて、注意したって言ってたけど。

おうちで観てるわけじゃないんだから、もうちょっとなんとかならないのかなぁ?
スタッフに言ったら、角を立てずに注意してくれるのだろうか。
いや、スタッフ呼びに行った時点で角が立ってるな汗
なんかそんなのが気になっちゃって、ちょっと集中力が途切れちゃったりもして、残念でした。
隣りに座ってた人、気にならなかったのかな?

ってことで、☆4つ。
GANTZ PART IIは2011年4月23日(土)公開。ぜひ行ってくだちいw

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