『ヘイル、シーザー!』
あらすじ
1950年代のハリウッド。スタジオの命運を左右する超大作『ヘイル、シーザー!』の撮影中、世界的大スターの主演俳優ウィットロック(ジョージ・クルーニー)が何者かに誘拐されてしまう。事件解決を任されたスタジオの何でも屋の エディ・マニックス(ジョシュ・ブローリン)は、魅力あふれる若手女優ディアナ(スカーレット・ヨハンソン)や著名なミュージカルスターのバート(チャニング・テイタム)ら個性豊かな俳優たちを巻き込み、ウィットロック奪還に向け奮闘する。
予告編はおもしろそうだったのにねえ。っていう典型的映画。
見どころは実に違和感のないジョージ・クルーニーの古代ローマ人姿と、チャニング・テイタムのミュージカルシーン。以上(笑)。
ウィットロックの誘拐事件がメインテーマなのかと思ったらそんなもの途中からどうでもよくなっちゃって、’50年代のハリウッドの映画製作の舞台裏で役者たちに振り回される何でも屋のエディがメインでした。
ところどころ笑えるシーンもあるんだけど、映画に興味のない人にはあんまり面白くないかもしれない。わたしはキリスト教の各宗派の偉い人たちが集まって喧々諤々するシーンや、監督が自分の呼び名に妙にこだわるシーンとか、けっこう好きでした。
ディアナは妊娠してるんだけどイマイチそれがセリフでよく伝わってこなくて、人魚の衣装がキツイだとかもう来週は無理だとか言ってる理由がそのシーンではわからなかった。後から「あ、この人妊娠してるのか」って気づいて、そりゃ人魚のコスプレなんてやってられんわな、と思ったくらい。
みんなにオススメできる映画かと問われたなら、胸を張って「否!」と答えます。
ということで、/5
わたし個人としては、勉強素材として大変役に立ちました。