『われらが背きし者』
あらすじ
イギリス人の大学教授ペリー(ユアン・マクレガー)とその妻ゲイル(ナオミ・ハリス)は、バカンスを楽しんでいたモロッコでロシアンマフィアのディマ(ステラン・スカルスガルド)と知り合う。やがて彼から、マフィア組織の資金洗浄をめぐる情報が入ったUSBメモリーをMI6に渡してほしいと頼まれる。ディマと彼の家族に危険が迫っているのを知って、ちゅうちょしながらも引き受けてしまう二人。だが、それを機にロシア、モロッコ、イギリス、フランスなどを股に掛けた戦いに身を投じることになり…。
ユアン・マクレガーとステラン・スカルスガルドが出てるなんて、見逃すわけにはいかない。
たまたま旅先のモロッコでロシアンマフィアのディマと知り合ってしまったペリー。彼はかつて浮気をしたことがあり、その罪滅ぼしも兼ねて妻のゲイルを連れて旅行に来ていただけだったのに、すっかりディマに気に入られてうっかりUSBメモリーを預かってしまう。しかもそれをMI6に渡せと。もうその時点で怪しさ100%じゃないですか。でもお人好しなペリーさんはほんとにそれをMI6に渡しちゃうんですね。そしてなんだかもう国家的な陰謀に巻き込まれていくっていう。
ちょっともう詳しい内容を忘れてしまったんだけど(笑)、お人好しのペリーと、彼と一緒に巻き込まれていくゲイルがまったく見ず知らずのロシア人のためにそこまでやるんかい、っていうくらい献身的。でもマフィアだって自分の家族は守りたい。その気持ちは痛いほどわかるから、自分たちの命を危険にさらしてまでもディマに協力していきます。
しかしお父さんがマフィアって、子供たちはどう思ってるんだろうね。実際何やってるのかは知らないのかな。家庭では良きパパって感じだったし。
ちょっぴり切ないラストでした。
ということで、/5
ステランさんとナオミ・ハリスって、パイレーツ・オブ・カリビアンコンビだわね。