<3D>ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島

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待っていましたこの映画。
「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」を3Dで観てまいりましたよ。

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島

『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』

あらすじ

ペべンシー兄妹は大嫌いな従兄のユースチスの家に預けられるが、壁に掛かった帆船ドーン・トレダー号の絵の中に吸い込まれ、再びナルニアの国へ。
兄妹は、親友のカスピアン王子(ベン・バーンズ)とネズミ戦士のリープチープと再会を果たし、ナルニアの東の果てへと再び冒険の旅に出ることになるが、行く手にはさまざまな困難が待ち受けていた。

ナルニア国物語

以下、ネタバレあり。

前作の終わり方で予感していたとおり、ペベンシー兄弟の上の二人、ピーターとスーザンは冒険には参加しない。
もう大人になり過ぎてしまったから、ナルニアに行くことはできなくなったの。
スーザンはまだしも、ピーターなんてほんの10秒くらいしか出てこなかったもんね。かっこいいのに。
もともとそんな感じだったけど、この映画の主役は末っ子のルーシーです。

ナルニア国物語

第一章の時はちっちゃな子供だったのに、すっかりおねえさんになっちゃって・・・。
時の経つのって、怖いわ。

上の二人はお父さんと一緒にアメリカへ渡り、下の二人はいとこのユースチスの家に預けられている。
このユースチスってのが、またイヤなヤツで。

ナルニア国物語

「おまえたちは居候なんだ。置いてやってるんだからありがたく思え」っていうのをあからさまに態度に出す。
だけど、そんなユースチスも巻き添えにして、ルーシーとエドマンドはまたナルニアでの冒険へと旅立つ。

今回は「朝びらき丸」っていう船での冒険です。
これがね、どうしてもブラックパール号に見えてしまうのですよ、パイレーツ・オブ・カリビアンの。
さしずめカスピアンがウィルで、ルーシーがちょっと若過ぎのエリザベスって感じ?(キャプテン・ジャック・スパロウ不在)
途中でクラーケンみたいなやつも出てくるし。
船員が「クラーケーン!」って叫ぶんじゃないかと思ってヒヤヒヤした(笑)。

カスピアンがナルニアの王になって、世界を平和にしようと頑張っているんだけど、あるところで問題が。
その原因を突き止めるために、ルーシーとエドマンドが呼ばれたらしい。
角笛吹いてないのに。

あぁ、もうダメなのです。
何を書こうとしてもパイレーツとダブって見えてしまうのです。
どうしよう、うまく思い出せないぞ。

とりあえず、カスピアンがワイルドになっていた。相変わらずかっこよい。スキ(笑)。
前作でカスピアンとスーザンはいい感じになるんだけど、もうスーザンは戻ってこられない。
カスピアンはカスピアンで、「スーザンよりもいい女性にはまだ巡り会っていない」とか言っちゃう。
だけど、ちょっぴり大人になったルーシーも、実はカスピアンが好きなのね。
「私もスーザンみたいな素敵な女性になりたい」っていって、ちょっとした問題を起こしてしまう。
何作か続く映画で一つの役を同じ俳優さんがずっと演じてるって、リアルで成長がわかっていいと思う。
途中で違う俳優に変えられても、なんか感情移入できないしね。
ハリポタだって、確か4作目あたりからキャスト入れ替え説が浮上してたけど、結局そのままだったし。

エドマンドは相変わらず、白の女王の呪縛から逃れられない。

ナルニア国物語

昔のエドマンドだったら、またフラフラ~っと女王の方になびいちゃったりするんだろうけど、彼も歳を重ねて大人になりました。きちんと決別できましたよ。
ピーターやカスピアンの陰に隠れていつも2番手だけど、わたし最強の2番手って、大好きです。

あの憎たらしいユースチス、欲に目がくらんで途中でドラゴンに姿を変えてしまう。
それはそれでかっこよかったりもするし、なかなか役に立つドラゴンでちょっと見直したりもする。
人間の姿に戻った後、
「僕、人間の時よりドラゴンだった時のほうが、いいやつだったよね」
とか言ったりして。
ユースチスにとってナルニアなんてそれこそおとぎ話だったのが、実際に目の当たりにして冒険もして、彼は彼なりにきちんと成長を遂げていた。
お決まりのパターンだけど、ちょっと安心。

全体的に、なんだか都合良すぎない?っていう話の流れではあったけれども、素直に楽しめました。
やっぱり映像もきれいだしね。

ナルニア国物語

こまっしゃくれたネズミのリープチープは、冒険の後「アスランの国が見てみたい」と言って、剣を置いて戦士から足を荒い、一人(一匹?)ボートに乗って旅立って行ってしまう。なんか泣けた。

ナルニア国物語

アスランはやっぱり出番が少なくて、最後の方にやっとのそのそ出てくるんだけど、存在感がすごい。
いつも思うのが、「あなたのたてがみにモフモフしたーい!」ってこと。毛並み超よろし。

ナルニア国物語

声がリーアム・ニーソンっていうのも、わたしにはツボです。渋い。
もう、いつか絶対モフってやるんだから。

関係ないけど、公開2日目、しかも土曜日なのに、劇場ガラガラってどういうことよ。
3Dだから?2Dならいっぱいなのか?じゃあ2Dも観ようかな、と思ったら、吹き替えのみってorz
むしろ3Dが吹き替えのみでもよかったかも・・・。

いつも3Dを観て、「2Dにしとけばよかった」と後悔するわたし。
乱視に3Dって、けっこうきつい。

終わり方がなんとなく「第4章もあるでよ」っていう感じだったんですけど、どうなんでしょう?
これも「第3章」とだけ言っていて、「最終章」とは言っていない。
だけど、あの終わり方だと次の冒険にルーシーとエドマンドは参加できない感じ。
え、じゃあユースチス?んなバカな。でもアスランに「君はまだナルニアに必要だ」とか言われてたしな・・・。

ほんとどうでもいいですが、チラッとタムナスさんが映ったように見えたのは気のせいでしょうか・・・。

ということで、☆3.5。
ちょっと期待が大き過ぎたかな・・・。個人的には第2章が一番好きです。

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