
『100歳の華麗なる冒険』
あらすじ
かつて爆弾の専門家として各国要人と渡り合い、数々の歴史的事件に立ち会ってきたアラン(ロバート・グスタフソン)は、100歳の誕生日に老人ホームを抜け出す。その後予期せず高額のお金が入ったケースを手に入れた彼は、ギャングと警察両方から追跡されるハメに。途中出会った個性的な仲間たちを巻き込んだ珍道中を通し、アランは自身の波瀾万丈な人生を思い返していく。

スウェーデン映画、初めて観たかも。
年寄り扱いされるのがイヤになった100歳のじいちゃんが老人ホームを飛び出し、ちょっと冒険してまた帰ってくる、みたいなハートウォーミングストーリーだと思っていたのに、180度真逆のブラックユーモアてんこ盛り映画でした。人は殺すし首は吹っ飛ぶし、かなりエグい場面のあります。爆弾マニアっていうところからして、なんかもうとんでもないものを秘めているアラン爺。
もちろんフィクションだけど、実在した歴史的人物がたくさん出てくるので、その知識があるとさらに楽しめます。わたしは観に行った日にちょうどオッペンハイマーについて調べていて、その偶然に「おお!」ってなった。映画の中では、アランがオッペンハイマーに原爆の仕組みのヒントを与えたことになっていました。ちょっと『フォレスト・ガンプ』っぽい感じもするな。1人の人間が自分の人生を振り返ってるストーリーもそうだし。
年寄りだからこんなことはできないだろうって若い人たちは杓子定規に見ていることも、実は勝手な思いあがりでもしかしたらそこらへんを歩いてるじいちゃんが、ついさっき人を殺して死体を隠蔽してたりするかもしれない・・・。
一番驚いたのは、青年から100歳までのアランを演じたのが1人の俳優さんだったこと。観ている途中から「ずいぶん顔の似た俳優さんたちを年代ごとに揃えたもんだなあ」と思ってたんだけど、まさか1人とは。そのことを観終わってから知って、すごくびっくりしました。もちろん顔は特殊メイクありですが、歩き方や動作なんかもほんとに100歳くらいに見えました。

ということで、


/5
アランには素敵な余生を過ごしていただきたい。







