グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

あらすじ

女優を引退しモナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚した公妃グレース(ニコール・キッドマン)は、アルフレッド・ヒッチコック監督からの新作オファーに心が揺れていた。そんな折、夫の推し進めていた政策が当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールを激怒させ、
武力衝突に発展する可能性もある危機に直面。彼女はスクリーン復帰か、家族そして国家のために全てをささげるかの選択に直面し・・・。

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

日本の皇室みたいにお嫁入りする前にいろいろお妃教育があったわけじゃなくて、ほんとにいきなり女優からプリンセスになってしまった人、グレース・ケリー。それゆえモナコという国自体に馴染めず。誰もがうらやむシンデレラストーリーの裏には、やはり人知れぬ苦労があったのでした。

そもそも女優になるくらいの人だから、人前にも立ちたいだろうし自分が主役でいたかったはず。だけど周りはロクにフランス語も話せないくせに、と、ちょっと冷ややかな目で見てる。

そんな時にモナコを訪れていたヒッチコックがやってきて、映画に出ないかとグレースを誘う。本人はその気になっちゃって、レーニエもやりたかったらやっていいって言うんだけど、どこからかその情報がリークされる。当然国民たちは反発し、傷ついたグレースは誰が内幕なのかを探り出す。

このリーク話が事実なのかどうかは知りませんが、意外な人が犯人でした。身近な人間を信用できなくなるって、辛いよね。

彼女も王妃にふさわしくなろうと、必死に勉強します。フランス語しかり、フランス流マナーしかり。結婚前にそういうことちゃんとやっといてくれたらよかったのにね。

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

そしてストーリー以上に気になったのが、ニコール・キッドマンの顔のアップの多用。これでもか!と言わんばかりに、彼女の不自然にシワもシミもない顔だけがスクリーンに映る場面が数回。なんなのこれ。二コール発案なのか監督発案なのか知らないけど、ちょっとやりすぎ。しかもわたしTCXっていう普通より大きなスクリーンで観てたので、アップが映るたび「うぉう・・・」ってなってた(笑)。まあニコールが美しいことは間違いないので、見苦しいとかいうことではないけど。

あんまり本人に似せようとか思っていたようには感じられず、グレース・ケリーではなくあくまで「ニコール・キッドマン」だった。でも、ほんとにほんとのラストシーンだけは、一瞬「あ、すごく似てる」と思った。

ということで、★★★★半/5
モナコにはいつかF1を観に行きたいと思っております。ヘアピンカーブ曲がってみたい。

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