『search/サーチ』

あらすじ

妻に先立たれ、女子高生の娘マーゴットと2人暮らしのデビッド。ある日、勉強会に行ったはずのマーゴットが行方不明なことに気づく。警察に失踪届を出したデビッドは、担当刑事のヴィックとともに、マーゴットのパソコンにログインし、彼女の手がかりを求めてSNSを探り始める。するとそこには、デビッドの知らないもう一人のマーゴットの姿があった。動揺しつつも、さらにマーゴットのSNSを探っていくデビッドだったが…。

2時間スクリーンに映るのはPC画面だけという信じられないような映画。

思春期を迎えた娘との関係が最近うまくいってないデビッド。間に立ってくれるはずの妻にも先立たれ、なんとか日々をやり過ごしていた。ある日友人の家に泊まりに行った娘。いつものことと特に気にすることもなかったが、夜中に娘から電話の着信が3回あった。寝ていて出られなかったデビッドが折り返すも応答なし。連絡のつかなくなった娘を心配し警察に届け、自分でも独自の捜査を始める。

調べていくうちに自分の知らなかった娘の生活が見え始め動揺するデビッド。警察の捜査も遅々として進まずいらだちを隠せない。なんとかログインできた娘のSNSを調べるうち、「ハンナ」という少女と連絡を取り合っていたことがわかる。

これね、ほんと怖い話でSNSでどんどんいろんなことがわかっていっちゃう。娘の学校生活がうまくいってなかったこととか、子供の頃から通い続けていたピアノ教室を勝手にやめてたとか、父親として娘のことをなんにも知らなかったことに衝撃を受ける父。SNSのおかげで事件の捜査も進んでいくんだけど、娘としては知られたくないことがバンバン暴露されていくのよね。恐ろしい。

とにかく斬新なのが、2時間スクリーンに映るのはPCの画面のみってこと。もちろんその画面を通して観客はいろんなシーンを観ていくわけだけど、面白い設定だと思いました。似てるとしたら『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』みたいな感じ？観てないけど。確かすでに続編が作られてたんじゃなかったかな。それもそのはず、これが公開されたのって2018年だもの。いつのレビュー書いてんだよほんとに。

最後にはどんでん返しが待っていました。ほんと警察なんて信用できないわね。

ということで、。
面白いけどSNSやってない人は絶対についていけない内容だと思う。