2020年9月10日、東京・立川市に新たな映画館「TOHOシネマズ立川立飛」がオープンしました。映画館オープン日ハンターとして、しかも立川にTOHOシネマズ進出と聞いて行かずにはいられまい（笑）。
映画館のオープン日に突撃したのは、TOHOシネマズ日本橋、新宿、日比谷、グランドシネマサンシャインに続いて5軒目（新宿は行っただけで映画は観てない）。
オープン当日の「TOHOシネマズ日本橋」に行ってきましたリポート。
本日オープンのTOHOシネマズ新宿に行ってきた
オープン当日の「TOHOシネマズ日比谷」に行ってきましたリポート。
オープン当日の「グランドシネマサンシャイン」に行ってきましたリポート。
JR立川駅から多摩都市モノレールに乗り換えて2つ目の立飛駅が最寄り駅。ららぽーと立川立飛もできて一気に賑わいを増している地域です。モノレールに乗らなくても立川駅から徒歩で行けます。途中につい最近開業した「グリーンスプリングス」やIKEAもあり、お散歩がてらに20分くらいかけて歩いてみるのもいいかも。わたしは小学校入学前まで立川市民だったし、その後も立川駅までチャリで行ける距離に住んでいたので、もうこの界隈は庭です。
今はもうそこまで近くに住んではいないものの、それでも立川のららぽには年3回くらい行きます。もともとららぽの駐車場だったところをつぶして映画館の建設が始まったのですが、一向に完成する気配がなく「ほんとにできるのかよ」と前を通るたびに思ってました。ほんとにできました（笑）。
立飛駅直結ではない
ららぽーと立川立飛はモノレールの駅直結ですが、TOHOシネマズ立川立飛は直結ではありません（厳密に言えばららぽも直結ではない）。駅に降り立って吸い込まれるようにららぽに入ると迷います。右手に映画館の建物が見えるので、直でそっちを目指したほうが早い。5分はかかります。
シネコンには珍しく一棟建ての映画館で、映画館以外には何も入っていません。ワンフロアにすべてのスクリーンが入っていて、シネコンにありがちな1番スクリーンは4階だけど8番は11階ってどゆこと！？みたいな移動時間詐欺（笑）がないのはありがたい（新宿ピカデリーに教えてあげたい）。
IMAX®デジタルシアター・プレミアムシアター・轟音シアター
9スクリーン・1,605席とけっこうな規模で、立川エリア初導入となるイマーシブ・サウンド・システム対応のIMAX®デジタルシアター、スクリーン、サウンド、シートと3つの要素を兼ね備えたTOHOシネマズ独自規格のプレミアムシアター、空気を震わせるサウンドを体感できる轟音シアター（LOVE PSYCHEDELICO(ラブ・サイケデリコ)のNAOKIによる音響監修）が導入されています。あとはTOHOシネマズのオハコ、TCXね。
TOHOシネマズ”初”ドリンクバー
さらにTOHOシネマズでは初となるドリンクバーも導入。400円でカップを購入すれば、映画を観る前、観ながら、観終わった後にドリンクが楽しめるってことらしいんだけどこれが一番不可解で…。だってわたし、映画の途中でトイレ行きたくないから上映前から極力水分を取らないようにしてるし、上映前に1杯飲み切ったら途中で確実にトイレに立つ。上映中だって1杯飲み切るのきつくない？さらに上映後にも1杯どうぞって言われてもwwwこれは何度行こうが絶対に利用しないと思います、わたしは。（・・・映画観ないでドリンクバーだけ利用する人もいるんじゃないの・・・？）
せっかくなので轟音シアターで観てみたかったのですが全然興味のない映画がかかっていたので断念。となると残りはIMAX一択で、『TENET』公開記念でクリストファー・ノーラン祭りをやっていたので、本当は『ダークナイト』を観たかったけど時間が合わず『ダンケルク』を観ることに（2年ぶり3回目）。
このIMAXがですね、今まで観たどのIMAXよりもすごかったんです。イマーシブ・サウンド・システムっていうのがすごいんだろうな。特にトム・ハーディが戦闘機に乗っているシーン、きっと本物の機内もこんなにうるさかったんじゃないかなっていうエンジン音がリアルに体感できて、体の奥まで音が届く感じ。それがラストの燃料切れでただ滑空してるシーンになると、エンジン音がしないので地上で手を振って歓声を上げる兵士の声が聞こえるんですよ。エンジンってマジでうるさいっていうのを体感できた感激（笑）。
あとやっぱり、なにもかもがきれい。新しいにおいがするし（今のところは）。
でもまさか立川にIMAXシアターができるとは夢にも思いませんでした。立川シネマシティに「IMAX作れ」って詰め寄っていた頃が懐かしい（笑）。シネマシティも音で売っている映画館なので、ここはぜひ競い合ってどんどんすごい音を作り上げていってほしいです。
これで立川にはTOHO、シネマシティ、キノシネマの3つの映画館があることになり、キノシネマはミニシアターだからすみ分けができてるとして興行的にライバルになるのはTOHOとシネマシティだと思う。シネマシティは立川駅から近いので行きやすいけど、施設自体はだいぶ古くなってきたイメージ（ハード面ではかなりお金かけて刷新してますけど）。エグゼクティブシートとか入れてみてはどうでしょうか。っていうか座席全とっかえしてみてはいかがでしょうか（と、なぜかここで提案してみる）。TOHOは新しくてきれいだし隣はららぽだから映画以外の楽しみもあるけど、JR中央線の主要駅である立川駅からは離れているってことでわざわざ足を運ぶだけのプラスアルファがないとあんまり行かないかなっていう気はする。確か映画の半券があればららぽの駐車場が4時間無料になるとかならないとか聞いたので、遠方から車で行く人にはありがたいサービスですよね。うちは車ないけど。
それから余談ですが、予告編で観た『TENET』がものすごかったです。ノーラン監督はIMAXフィルムで撮影しているはずなので、ぜひIMAXで鑑賞してください。ほんとにすごかった。
以上、TOHOシネマズ立川立飛のレポートでした。
