「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の試写に行ってきました。
アメリカ公開時、大物俳優を使っていないのでそれほど人気でもなかったのが、クチコミでどんどん広まって
大穴ヒットコメディとなり、ゴールデングローブ賞作品賞(コメディ/ミュージカル部門)まで獲っちゃった映画です。
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
あらすじ
2日後に挙式を控えたダグ(ジャスティン・バーサ)は、バチェラーパーティーと呼ばれる結婚前夜祭をラスベガスで過ごすことにする。
彼は親友のフィル(ブラッドリー・クーパー)やステュ(エド・ヘルムズ)、花嫁の弟のアラン(ザック・ガリフィナーキス)と共に一路ラスべガスへ。
だが、翌日ホテルで目を覚ますとひどい二日酔いで、花婿になるはずのダグの姿はどこにもなく・・・。
左からアラン、ステュ、ダグ、フィル
以下、ネタバレややあり。
消えたダグを探す、残り3人のハチャメチャ騒動がとにかく面白い。
せっかくだからとホテルの一番高級な部屋に泊まったのに、翌朝目が覚めたら部屋はめちゃくちゃ、バスルームにはなぜかトラ、そしてダグが消えている。
あまりにもひどい二日酔いのため、昨晩何が起こったのかさっぱり覚えていない3人。
必死に記憶をたどり、いったい何がどうしてこうなったのかを調べるうちに、実はとんでもないことをやらかしていたことに気づく。
ちょっとおかしなアランの行動が原因でこうなっちゃってるんだけど、なぜか憎めない。
そのポテッとした体型からなのかなんなのか、イラッともするんだけど、なぜか憎めない(笑)。
でも、主役はフィルです。やっぱりイケメンがこういう時は引っ張っていくんだな、いつでも。
結婚式前日には帰ることになっていたのに、パトカー盗んで警察に捕まったり。
ロスでダグが帰ってくるのを待っている花嫁のジェイドは気が気じゃないし。
人間って記憶をなくすほどに酔っ払うと、とんでもないことしでかすんですね・・・。
大物を使ってないってことなので、勝手に置き換えるとするならば、フィルはジョシュ・ルーカス、アランはぜひともジャック・ブラックで
やってきただきたい。ああいう役はジャックが鉄板でしょ、やっぱり。年齢的に難しかったのかも(予算的?)。
伏線とかもあまり貼られていないし、単純に観て面白くて笑える映画でした。
最近泣けるのばっかり観てたから、こんなに大笑いした映画は久しぶりかも。
ってことで、☆4つ。
もしかしたら、上映館が少ないかもしれない・・・。