『一枚のめぐり逢い』
あらすじ
アメリカ海軍軍曹のローガン(ザック・エフロン)は、イラクで3度目となる職務を無事に終了し、ついに祖国の土を踏む。そのとき彼が手にしていたのは、イラクで彼の支えとなった一度も会ったことのないベス(テイラー・シリング)という女性の写真だった。やがて彼女の所在を知ったローガンは家まで会いに行き、ベスと共に働き始め・・・。
イラク戦争での任務のさなか、ローガンは石の間にキラリと光るもの‐1枚の女性の写真‐を見つけ、それを取りに行く。すると、つい数秒前までローガンが座っていた場所にミサイルが着弾。仲間たちは命を落とす。自分の命を救ってくれたのはその写真に写っていた女性だと信じるローガンは、帰国後その女性を探す旅に出る。
それもそのはず、原題は「THE LUCKY ONE」だもの。
ベトナム戦争を題材にした「BANANA FISH」っていう漫画をずいぶん前に読んで、戦争が落とす影って想像以上に大きいんだと思った。そりゃそうだよね。毎日戦闘が繰り広げられる中にいたら、精神病んじゃうのも仕方がない。帰国して平和な日常に戻っても、その後遺症はなかなか消えるもんじゃない。
原作が「きみに読む物語」や「親愛なるきみへ」のニコラス・スパークスの小説なので、ストーリー的にはいつもの感じ。それほど泣けるって言う話でもなかったです。
それよりなにより、ザック・エフロンがすっかり大人の男性になっちゃったことが少なからずショック。
『ニューイヤーズ・イブ』の時も成長したなぁって思ったけど、まだあどけなさが残ってたのに。今回の映画のために体重を増やして、いろいろ役作りしたみたいだけどね。
ということで、☆3.5。
いろんな偶然が重なって奇跡が起こったら、それはもう運命なんじゃないかと。