
『フィールド・オブ・ドリームス』
あらすじ
アイオワ州でとうもろこし畑を営むレイ・キンセラ(ケヴィン・コスナー)は、ある日の夕暮れ時、「それを建てれば彼がやってくるだろう」という声を耳にする。彼はその声を信じ、自分の畑を潰して野球場を作りはじめた。妻のアニー(エイミー・マディガン)は理解を示すものの、周囲の反応は冷たい。野球場が完成し、しばらく何事もなく過ぎたある日、娘がグラウンドで人影を発見する。それは、かつて八百長事件に連座し、球界を追放された伝説の野手「シューレス」ジョー・ジャクソンであった・・・。

以下、ネタバレあり。
ある日突然「お告げ」を聞いた主人公レイは、自分のとうもろこし畑をつぶして野球場を作り始める。それがなんだかあっという間にできあがって、また次の「お告げ」が降りる。そんな風にどんどんお告げに従って物事を進めていくと、最後には丸く収まりますっ!っていう話。
これ、巷ではけっこう評判のいい映画らしいですが、わたしには「はぁ?」っていう感じでした。なにがホントでなにがウソなのか、どこまでがメルヘンでどこからが現実なのか、さっぱりわからなかった。
死んでしまったはずのかつての名野球選手たちがレイの球場に現れる。だけどそれが見えない人たちもいる。見える人が純粋で、見えない人が腹黒いのか。そういう分け方もできるんだろうけど、その説明もない。もしくは見える人たちはもうすでに死んじゃってて、見えない人たちだけが生きてる、とか?いや、無理がありすぎる。
みんなが「いい」っていう映画にあんまりいい感想を持てないでいると、自分ってひねくれてるのかなって思う。もちろん、わたしが「いい」っていう映画の評判があんまり良くないっていうパターンもあるけれど。好き嫌いはあって当然だけど、あえて大勢の中に飲み込まれないようにしている自分がいたりするのかも?
最近自分のストライクゾーンの映画がわかんなくなってきた。観すぎちゃって頭おかしくなってきたのかな。もっと違う時期に観ていたら、違う感想を持てたのかな。
映画自体はイマイチでしたが、レイの妻のアニーを演じたエイミー・マディガンにノックアウトでした。この人、「ストリート・オブ・ファイヤー」で男勝りの女性兵士・マッコイを演じてた人。あの時とは180度違う役柄。スカートはいててびっくりしたよ。すんごくかわいいじゃん。
レイが突拍子もない行動を始めて、周囲の人がどんなに批判しても、アニーだけはいつも味方だった。お金がなくても、旦那さんの夢のために一緒に大船に乗っちゃおうっていう心意気。間違っていることは間違っていると、大勢の人が集まる集会で叫べる勇気。なにより家族を愛する心。そんな奥さんだから、レイも安心して暴走できたんだと思う。わたしも結婚したら、あんな奥さんになりたいなって、心から思ったよ。愛する人を支えて生きたい。
ということで、☆3つ。
映画的には2つだけど、エイミー個人に1つ追加。
午前十時の映画祭 34/50本







