K-20 怪人二十面相・伝

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「K-20 怪人二十面相・伝」

の試写会に行ってきました。
映画観るの久しぶりー。
252 生存者あり」以来だから、1ヶ月ぶりくらい?

そして、私がなかのZEROホールに行く日は必ず雨だ。100%雨だ。なぜだ雨

あらすじ

極端な格差社会の架空の都市“帝都”では、富裕層のみを狙い、美術品や骨董品を鮮やかに盗み出す“K-20”こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。

ある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、財閥令嬢・葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受ける。

K-20
そして二十面相へと仕立てられてしまった平吉は、本物の二十面相と対決すべく、修行に励む。

K-20
最初はなんだかくらーい感じなんだけど、松たか子がはっちゃけ出すあたりから面白くなってきます。
けっこう笑いも起きたし、登場人物たちがそれぞれいい味を出してる。

K-20
特に高島礼子なんて、まるで「掃き溜めに鶴」のように美しかったしw

松さんはやっぱりかわいい。コメディをほんとに楽しそうに演じるところが好き。

K-20
武のちょびっとたどたどしい日本語も、許そう。

ただ、CGのお粗末さにはちょっと引いたな・・・。
VFXはさすが「ALWAYS 3丁目の夕日」のスタッフだけあってすごくリアルなんだけど、例えば平吉が泥棒修行のために建物を飛び越えたりするシーンや、二十面相と戦うシーンは
おいおいおい・・・と言いたくなるようなぎこちなさ。
ジャック vs デイヴィ・ジョーンズはあんなになめらかだったのにさ。
やっぱりハリウッドにはかなわないのかぁ?

あと、映画用にタイトルを「K-20(twenty)」にしたそうだけど、私個人の意見としては「怪人二十面相」をそのまま使った方が映画の雰囲気に合ってたと思う。
なんでわざわざ英語に?そこだけ聞いたんじゃ、なんの映画かわかんないですよ?

話の筋的には「誰が本物の二十面相なのか」っていうのが軸にあるんだけどね、私が最初っから「コイツあやしい・・・」と思ってた人がやっぱり二十面相だった。
だからあんまり驚けなかったのが悔しい(笑)。

そして物語終盤、私はあることに気がついた。

この話って、こないだまでフジテレビの深夜にやってたアニメ、

「二十面相の娘」とそっくりじゃない・・・・・?

このアニメ、土曜日深夜放送で、ヒドイ時は朝方4時くらいにやってたりしたんだけど
すごく好きでずっと観てたのです。
主人公のチコが入るのもサーカスだし、テスラ装置みたいなのも出てきたし・・・・?(゚_。)?(。_゚)?

と思って調べましたところ、インスパイアされたのは北村想の「完全版 怪人二十面相・伝」ではなく、
あくまで江戸川乱歩の二十面相だと・・・。うーむ。なんでここまで似通うんだか。

純粋に娯楽映画として観れば、とても面白いです。
なんか私が勝手にいろんなことを考えすぎただけです・・・・。

ということで、☆4つ。
本郷奏多(ほんごうかなた)くん、滑舌がものすごくよろしくて聞き取りやすいです。ステキです。
今井悠貴(いまいゆうき)くんもかわいい。ほんと天才だね、あのコは。
あ、ラストは武さんの「リターナー」っぽくもなります。奏多くん、これにも出てたね。

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