「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」
の試写会に行ってきました。
以前テレビドラマにもなった、北海道・旭川にある旭山動物園のお話。
ドラマ版で園長役だった津川雅彦(マキノ雅彦)監督の映画とはいえ、全然別物として観た方がいいです。
だって、ぐっさん=中村靖日(誰?)、戸田恵梨香=塩見三省だもの(爆)。
あらすじ
1992年、入園者数が減り続け閉園を迫られていた旭山動物園に新人飼育係の吉田(中村靖日)がやってくる。
赤字財政を抱える中、園長の滝沢(西田敏行)は動物園を建て直そうと日々奔走していた。
動物たちの習性や特徴を飼育係が直接入園者に説明するなど、自分たちでさまざまな試みを工夫するうちに、市民の支持を取り戻していくが・・・。
最初はあんまり期待してなかったのね。
だって、ドラマに出てた人が監督するなんて、なんか裏がありそうな気がしてさ。
津川さん、借金抱えて大変だって言うし(関係ないか)。
でも、泣きました。
ラストに感動して、とかじゃなくて、随所で泣かされました。
なぜ野生動物を檻に入れて飼うのか。
それは人間の傲慢じゃないのか。
野性に返してあげた方が、動物はシアワセなんじゃないか。
動物園の存在自体を否定するような、そんな危機に直面してもなお、
必死で立て直そうと奔走する動物園スタッフたちの姿に涙。
こんなに泣かされるとは思わなかった。
でもさすがマキノ監督。けっこう笑えるところもあるんだよね。
長門さんは出てるわ、真由子は出てるわ、津川ファミリー大集合。
さすがに雪路さんまでは出てこなかったが。
内容柄、試写会には珍しく子供もけっこう来てたんだけど、意味わかっただろうか。
ただ動物園に行って、ギャーギャー騒ぐだけじゃダメなんだよ、子供たち。
寒くないもん。
笹野高史さん、存在だけでウケる。なんなんだあの人。ああ見えてまだ若いらしいし。
旭山動物園、行ってみたいなぁ。
ってことで、☆4.5。
いい意味で、裏切られました。
これも泣ける。「もうひとつのどうぶつえん」