ストリート・オブ・ファイヤー

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ストリート・オブ・ファイヤー
『ストリート・オブ・ファイヤー』

あらすじ

ロック・クィーンのエレン(ダイアン・レイン)が、生まれ故郷であるリッチモンドで凱旋ライブを敢行する。その会場を、レイヴェン率いるストリートギャング「ボンバーズ」が襲撃し、エレンを連れ去ってしまう。姉のリーバ(デボラ・ヴァン・フォルケンバーグ)からその知らせを聞いたトム(マイケル・パレ)は、かつての恋人であるエレンを救うため、立ち上がった。

ストリート・オブ・ファイヤー

以下、ネタバレあり。

いやいやいや。ヒロインのダイアン・レイン、口パクですからね。歌ってないですからね。劇中で歌われていた”Tonight Is What It Means to Be Young”は「今夜はAngel」のタイトルで椎名恵によってカバーされ、TVドラマ『ヤヌスの鏡』の主題歌として日本でも大ヒットした曲。確かに懐かしいんだけれども。

エレンを連れ去った意味もよくわかんないし。ただの熱狂的ファン?それにしてはちょっと・・・。一匹狼VSボンバーズの頭、みたいなクライマックスなんだけど、その時使う武器がハンマーって。ハンマーで殴りかかりあう二人。シュールすぎて笑えた。当たるわけないじゃんそれ。そしてボンバーズの頭役の人の顔が怖い怖い。素であの顔だったら、ちょっとかわいそうなくらいだよ。

ほかにも突っ込みどころ満載な映画だったけど、あんまりよく覚えていない・・・。

正直に言ってしまうと、タイトルを聞いただけでわたし好みの映画ではないな、っていうのはわかってました。話の内容もなんだかな・・・・で、朝10じゃなかったら観てない部類。どうしてこの映画がラインナップに加わったのか、わたしにはわからない。でも、80年代に青春を過ごした人たちにはドツボな映画のようで、けっこうお客さんいっぱい入ってたのね。っていう話を映画館の人にしたら、「だってこれ、選ばれた映画じゃないもん」って。

えぇっ!?そうなの!?

もともとは『バベットの晩餐会』っていう映画がかかるはずだったのが、諸々の理由で上映できなくなり、これが代替作品になったらしい。その『バベットの晩餐会』のあらすじを話してもらって、あぁ、なんて惜しいことしたんだろうと心底思ったです。黒柳徹子さんも今月号のVoCEで「『バベットの晩餐会』を観た方がいい」って薦めてたくらいだし。で、オチとしては「80年代の曲って、ダサいでしょ。それに引き替えマイケルの曲ってすごいでしょ」だった(爆笑)。

あと、リーバ役の女優さんをずーっとヘレナ・ボナム=カーターだと思い込んでいた。ここでイギリス人の配役っておかしくない?とずっと思っていたら、やっぱり別人だった。だってよく似てるんだもん。

ということで、☆2つ。
ほんとに、わたし好みじゃないっていうだけなんで、好きな人は好きなはずです。

午前十時の映画祭 16/50本

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