BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント

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あらすじ

10歳の女の子ソフィー(ルビー・バーンヒル)は、ロンドンの児童養護施設で生活していた。寝付きの悪いソフィーが窓から夜の街を見ていると、身長約7メートルの巨人(マーク・ライランス)が出現し、彼女を巨人の国へ連れていく。巨人の名はBFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。優しいBFGに、ソフィーは心を許すようになる。そして、子供たちに夢を吹き込む仕事をしているBFGと一緒に、ソフィーは夢の国へと向かう。

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のジャパンプレミアにお呼ばれして観てきました。マーク・ライランスとソフィーの吹き替えを演じた本田望結ちゃんが登壇。マークはいい人が全身からにじみ出ているような人で、英語もすごくわかりやすかった。望結ちゃんはすっかりお姉さんになりましたなー。話してることもずいぶんしっかりとしていました。

ロンドンの街なかを、深夜徘徊する巨人の姿は誰も見たことがない。ある晩、児童養護施設で暮らすソフィーが寝つけずにいると、ひょっこり姿を現した巨人に見つかってしまう。姿を見られてしまったからには放っておけないと、巨人はソフィーをさらって自分の国へと連れ帰ってしまう。

巨人の身長は7m。10歳児の平均身長が140cmくらいらしいので、巨人はソフィーの約5倍の大きさということになる。そう考えると「ちょっとその縮尺おかしくない?」っていうシーンもけっこうあったりする。

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
でもスピルバーグ監督がそんないい加減な仕事をするわけがないし、きっと目の錯覚だ、そうだそうだ、錯覚だ(と思うことにした)。

実はこの巨人、以前にも男の子をさらって巨人の国に連れてきたことがあるらしく、その子から「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」と呼ばれていたと聞いたソフィーは、「じゃああなたのことこれから【BFG】って呼ぶわ」と頭文字を取ってあっさり省略。確かにその方が呼びやすいね。

ソフィーは連れてこられた当初は多少ビビってはいたものの、次第にBFGとも打ち解けてなんだか養護施設にいた時よりも楽しそう。いろんな夢を集めて人間に見せているというBFGの「夢狩り(?)」について行ったりもして。

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
BFGが夜な夜なロンドンに現れる理由は、この狩った夢を瓶に入れて持ち運び、人間たちにラッパみたいなのでフーッと夢のかけらを吹き入れて夢を見させているから。なんでそんなことやってるのかよくわかんないけど。

身長7mのBFGですが、実は巨人界ではかなりの低身長でみんなからいじめに遭っています。このいじめ方がひどすぎるのなんのって。涙が出そうになった。しかも見た目がおじいちゃんでしょ、若者が小さいおじいちゃんを寄ってたかっていたぶってるみたいで、なんでそんなことされなきゃいけないのかと本当に悲しかった。

しかも巨人の主食は人間の子供だそうで、前述のさらってきた男の子はどうやら食われてしまったらしい・・・。BFGはベジタリアンなので絶対に人間は食べないんだけどね・・・。

ソフィーはBFGがいじめられているシーンを目撃し、「いつまでもやられっぱなしじゃダメ!なんとかしてこの状況を変えないと!」とBFGに直訴。なかなかできるお嬢さんです。

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
わたしはBFGがとても愛おしく感じて、すごくこの映画が好きだなあと思いました。映像もとてもきれいだし。私たちには見えていないだけで、実は身近にBFGはいて、あんな夢やこんな夢を見せてくれてるのかもしれないなー、なんて思ったり。残念ながらあまり話題作とはならなかったけど、もっとたくさんの人に観てほしかった。

スカッとするラストが待っているので、ほっこりしたい気分の時に一度観てみてください。

ということで、/5
ちなみにマーク・ライランスが一番好きなスピルバーグ映画は『未知との遭遇』だそうです。

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