バンド・ワゴン

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バンド・ワゴン
『バンド・ワゴン』

あらすじ

かつてダンス映画で名声を得た俳優トニー(フレッド・アステア)。その彼も今や俳優生命に陰りが見え始めていた。そんな時、旧友のマートン夫妻が、彼のために書き下ろしたミュージカル・コメディ「バンド・ワゴン」の舞台化案を持ち掛けてくる。トニーは初め戸惑うも、その企画へ参加することに。さらにそこへ、ジェフリーという男も協力者としてやって来る。彼は作品の近代的な音楽劇化を提案。その突飛な発想で、トニーの共演者に新進バレリーナの
ガブリエル(シド・チャリシー)を抜擢した。こうして彼らは、ジェフリーのアイデアに不安を抱きながら初演を迎えるのだが・・・。

バンド・ワゴン

マイケル・ジャクソンのダンスの神様(?)、フレッド・アステア主演の「バンド・ワゴン」を観ました@午前十時の映画祭。マイケルファンはニヤニヤしながら観てしまう映画です。
話の内容はどっかで観たことあるような感じ。一度は落ちぶれたスター役者が、ミュージカルを通して再生していく話。最近だと「アーティスト」とだだかぶりのような気がします。あっちはサイレントからトーキーへの話だったけど。だから先が読めていて、わたしにはあんまり面白くなかったです。

が!

見どころはそこではなくて、なんといってもフレッド・アステアの華麗なるダンスの数々です。もう見た目にはおっさん(たぶん50歳超えてる)なのに、あのキレキレのステップったら素晴らしいの一言。

そしてマイケルファン必見は、劇中劇の「ガール・ハント・バレエ」です。内容から衣装から、マイケルの「Smooth Criminal」そのまんまなのです。っていうか、マイケルがこれをパクってるの。

バンド・ワゴン
バンド・ワゴン
さすがにあの斜めに倒れる「ゼロ・グラヴィティ」こそないものの、『THIS IS IT』『Moonwalker』を観たことがある人なら、「あっ、このシーン観たことある!」っていうのが盛りだくさん。わたし思わず身を乗り出してしまいました。同じ列で観ていた人もこのシーンになったら座り直してたので、きっとマイケルファンに違いない(笑)。

マイケルの原点を見た気がして、なんだかうれしくなりました。アステアは歌ももちろんうまい。ヒロインのシド・チャリシーは、バレリーナとしては足が太いのがちょっと難点だけど(笑)。

わたし、「ガール・ハント・バレエ」が終わったらたぶんこと切れたらしく、そこからあまり記憶がないです・・・。でもハッピーエンドだったのはうっすら覚えてます。

バンド・ワゴン

ということで、☆3.5。
正直、「ガール・ハント・バレエ」だけ観られればよし。

午前十時の映画祭

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