アクトレス~女たちの舞台~

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アクトレス~女たちの舞台~
『アクトレス~女たちの舞台~』

あらすじ

チューリッヒに向かう特急列車に乗る大女優のマリア・エンダース(ジュリエット・ビノシュ)。目的は授賞式を欠席する劇作家ヴィルヘルム・メルヒオールに代わって賞を受け取るため。メルヒオールは若きマリアを発掘し、彼女の出世作となった舞台『マローヤのヘビ』に大抜擢してくれた恩人だった。ところがそこへ、当のメルヒオールが71歳で亡くなったという悲しい知らせが入る。授賞式後のパーティでは、新進気鋭の演出家クラウスからリメイク版『マローヤのヘビ』への出演依頼を受けるマリア。しかしオファーされた役は、若き日に彼女が演じたシグリッドではなく、シグリッドに翻弄され追い詰められていく中年女性ヘレナ。シグリッド役には売り出し中の若手ハリウッド女優ジョアン・エリス(クロエ・グレース・モレッツ)が決まっていた。渋々これを受け入れたマリアは、マネージャーのヴァレンティン(クリステン・スチュワート)とスイスの山荘に籠り、役作りに没頭していくが…。

アクトレス~女たちの舞台~

クロエ・グレース・モレッツ観たさに行ってしまった映画です。ジュリエット・ビノシュも好きだけど。

マリアはかつて新人だった頃に才能を見出してくれた演出家の代理として賞を受け取るために、若いマネージャーのヴァレンティンと二人でスイスのチューリッヒに向かっていた。その車中、演出家の死の知らせが入る。家族ぐるみでの付き合いがあったため、二人は「シルス・マリア」というスイスの山岳地帯にある演出家の家でしばらく暮らすことにする。

この映画、原題は”CLOUDS OF SILS MARIA”、つまり「シルス・マリアの雲」です。シルス・マリアにあるマローヤ峠を、ヘビがはうようにうねりゆく雲のことを“マローヤのヘビ” と呼ぶそうで、マリアが新人の時に舞台に立った戯曲のタイトルも「マローヤのヘビ」でした。

この「マローヤのヘビ」は40歳の女上司と20歳の若い女性の二人が登場し、マリアが新人の頃に演じたのはもちろん20歳の女性。ところがこの戯曲をリメイクしようという話があり、マリアにも出演のオファーが来る。もちろん40歳の役で。

マリアはまだ落ちぶれてはいない。むしろ大女優の部類に入る。でもかつて自分が演じたのは20歳の役、それが今巡ってくるのは40歳の役。やっぱり女性だからこの辺の葛藤はあるのね。しかもリメイク版で20歳の方の役を演じるのがちょっとした問題児のジョアンだと知ってからは、なおさらためらいが生じてしまう。結局のところ役は引き受けることにして、ヴァレンティンと二人でシルス・マリアの家にこもって稽古をすることにする。

アクトレス~女たちの舞台~
ヴァレンティンは若いのにしっかりとしていて、マリアも決して大女優にありがちな無茶なワガママをそこまで言ったりしないんだけど、やっぱりどこか振り回され気味な感じ。徐々に嫌気がさしていくのもわかる。そして大胆不敵な行動に出る。わたし、この行動の意味がまったく理解できませんでした。なぜ、今、そこで!?って。

アクトレス~女たちの舞台~
クロエはなんだかビッチな役が増えてきましたなあ・・・。

アクトレス~女たちの舞台~
でもかわいい。かわいいよ。やっぱりかわいいんだ。いいんだもんそれで。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』の頃より痩せてスッキリしてたし。

なんか中途半端な感じで終わったなあ、っていうのがわたしの感想です。終わり方にちょっと不気味さを残しつつ。

ということで、/5
これからもクロエが出る映画は見続ける。

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