『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』
あらすじ
高校3年のミア(クロエ・グレース・モレッツ)はチェロ奏者を夢見ていた。ミュージシャンの恋人アダム(ジェイミー・ブラックリー)と交際をスタートしてから1年、充実した日々を送っていた。しかしある雪の日に、ミア一家が乗った車が対向車と衝突。昏睡状態のミアは、なぜか意識不明の自分自身の姿を見ていた。そしてミアの生死の行方は彼女自身に委ねられ・・・。
簡単に言いますと、事故で自分以外の家族全てを失い自分自身も昏睡状態の女の子が幽体離脱して、彼女を取り巻くいろんな人たちの思いを目にしながら、この先孤児として生きて行くか、それとも家族の元へ行くかを決断する、というお話です。
映画の序盤で事故が起こり、ミア以外の家族は死んでしまうことがわかります。あとは事故が起きるまでの回想シーンがほとんどで、アダムとどうやって知り合ったのか、チェロの勉強をするためにジュリアード音楽院を受験したりとか、その結果はどうなのよ、みたいな話が続いていきます。
そして現在に戻ると、スクリーンに映るミアはいわば魂だけのはずなのだけど、なんか思いっきり生々しい。病院の廊下をバタバタ走り回ったりするし。いや、君そこ通り抜けとかしたらいいんじゃないの?っていう。
もちろん魂のミアは誰にも見えてなくて、でもそれで寝たきりのミアのベッドの周りに集まる人の本音が聞ける。生き延びて欲しい人、辛いなら頑張らなくていいという人、さまざま。なんかちょっと泣けました。公開館が異常に少なかったので、観た人は少ないかもな・・・。
『キック・アス』からクロエちゃんの成長を見守ってきた(?)わたしとしましては、すっかり大人の女性になっちゃってちょっと寂しい気分よ。そして上半身ムチムチだし(笑)。
彼女、お兄ちゃんが4人いるんですけど、どれもこれもイケメン!親の顔が見てみたい!!!
ということで、/5
最後にミアが下した決断は、果たしてどちらだったのでしょうか・・・。