「アリス・イン・ワンダーランド」を3Dで観てきました。
レイトショー最終回にも関わらず、満席。恐るべしアリス。
『アリス・イン・ワンダーランド』
あらすじ
白ウサギと遭遇したことによって不思議の国へと迷い込んだアリス(ミア・ワシコウスカ)。
そこは、美しくもグロテスクなファンタジーワールドで、トゥィードルダムとトゥィードルディーや、赤の女王とその妹で慈悲深い白い女王たちに出会う。
以下、ネタバレあり。
「不思議の国のアリス」で6歳だったアリスが、19歳になったという設定。
アリスのその後の物語らしいのですが、私は「不思議の国のアリス」自体を読んだことがない。
知ってるのは、エレクトリカルパレードで見かける、ニタニタ笑うチェシャ猫くらい・・・。
ウシシ
「不思議の・・・」同様、白ウサギを追っかけて、木の穴に落ちてしまうアリス。
たどり着いたのは、アンダーランド(地下の国)。
そこをかつてアリスは「ワンダーランド」と呼んでいた。はずなのに、その時の記憶はもうない。
花が咲き乱れていたはずのアンダーランドは、赤の女王の支配によってひどく廃れてしまっていた。
そんなアンダーランドを救ってくれるはずのアリスを待ちわびていたのが、ジョニー演じるマッド・ハッター。
ティム・バートン監督と組むと、いっつもこんなメイクをされちゃうジョニーだけど、お肌荒れないのかしら?
と、毎回無駄な心配をしてみる。
そして極悪非道な赤の女王を演じるのが、監督のパートナーでもあるヘレナ・ボナム=カーター。
ジョニー×ヘレナ×バートン監督と言えば、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」の記憶が鮮明。
ひどいスプラッタ映画だったな、あれは絶対日曜洋画劇場とかでは放送できない感じ(笑)。
マッド・ハッターは自分を犠牲にしてでも、アリスにアンダーランドを救って欲しいと願い出る。
最初は渋っていたアリスも、アンダーランドのために戦うことを決意する。
赤の女王の妹、白の女王を演じるのは
。なんかすごくバカっぽいけど、かわいらしいから愛される。
異常に頭が大きい赤の女王は、その醜さゆえに両親からも愛情を受けられず、妹をひたすら憎んでいた。
最後は赤VS白の戦いになって、白側のアリスが赤の怪獣を倒して終わり、という話です(爆)。
アリス、せっかく国を救ったのに、それに対しての感謝をあまり受けていない。
それどこか、マッド・ハッターのわけわからんダンスに全部持ってかれてる。
なんなの、あのダンス。絶対いらなかったと思うんだけど。観てるこっちが恥ずかしい。
「ジョニーやめてぇえぇぇぇえええ!!!!」みたいなw
話の内容としては、ティム・バートンには珍しく、救われるラストです。なんか拍子抜け。
正直、ジョニーが出てなきゃ観に行かない。
っていうか、主役はマッド・ハッターじゃないの?やっぱりアリスなの?
ジョニーの出番が想像以上に少なかったんですけど。
あと、アリスが色が白すぎて気持ち悪かった。
ミワはその名前からして東欧の人かと思ったら、オーストラリア出身だそうで、母親がポーランド人らしい。
ちゃんとイギリス英語しゃべってたしね。
そして3D。
果たしてこの映画を3Dで観る意味があるのだろうか。
私の答えは「No」です。3Dである必然性がまったく感じられなかった。
2Dで十分だし、アバターの時も感じたけど、3Dだと目が異常に疲れるのです。
そこで私は悟りました。
IMAXで観たら、また違うのかもしれないけどねぇ・・・。
ってことで、☆3つ。
結局、「カラスと物書き机が似ているのはなぜ?」の答えはなんだったの?