私だけのハッピー・エンディング

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私だけのハッピー・エンディング
『私だけのハッピー・エンディング』

あらすじ

恋に仕事に順調な日々を過ごす30歳のキャリアウーマン、マーリー(ケイト・ハドソン)は、ある日突然ガンを宣告される。友人や両親の前ではいつも通りの笑顔で明るく振舞っていたが、刻々と進行していく病状に動揺を隠すことができない。死の予感におびえる中、主治医のジュリアン(ガエル・ガルシア・ベルナル)との出会いが彼女の心を癒やしていく。

私だけのハッピー・エンディング

こないだ観た「50/50 フィフティフィフティ」といいこれといい、最近の映画はなんだか難病と戦うモノが多いような気がします。

なんか、びっくりするくらいケイト・ハドソンが太ってた・・・。2重アゴだったし。なんかショック。病気っていう役柄だから、そこからげっそり痩せていくのかと思いきやそうでもなかったし。

私だけのハッピー・エンディング

ガエル・ガルシア・ベルナルは好きな俳優さん。古くは「天国の口、終りの楽園。」のスケベ高校生とか(笑)、「バベル」とか、最近だと「ジュリエットからの手紙」にも出てたスペインの人。顔が好き。

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マーリーの母親役にはキャシー・ベイツ。有名なのは「ミザリー」だけど、わたしはこの人を見るといっつも「タイタニックでジャックに優しくしてくれた人だよね!」って思う。その日本語吹き替え(テレビ版)が小林幸子だったのも衝撃(意外と合ってた)。

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そしてびっくりなのが、ウーピー・ゴールドバーグがご本人役で登場!この人、こういう役やらせたら右に出るものはいないね。「ゴースト」の再演みたいな感じ。

私だけのハッピー・エンディング

好きな俳優さんがいっぱい出てて、それだけでもわたしには満足な映画だった。「50/50」と違って、こちらはもう何をやっても助からない状態。そこからどうやって生きていくか。

でもね、ある意味自分がこの世からいなくなる時期がわかるって、幸せなことなのかもしれないって思った。今までお世話になった人たち、愛する人たちにきちんとお別れを言って逝けるからね。ある日突然いなくなっちゃったら、残された方は悲しすぎるし、逝っちゃったほうもすごく悔いが残るんじゃないかな。

生と死、それは誰にでも必ず訪れること。一番切なかったのは、マーリーの友人が妊娠していて、でもマーリーのことを考えると出産を素直に喜べなくなってるところ。確かに死に行く人の前で、新たに生まれてくる命の話をするのはタブーなんじゃないかと思ってしまう。だけど、そうやって気を使われることが、本当は一番辛いことなんだって、マーリーは思う。

これ、年齢も近いし、「もし自分だったら」って考えたら、泣けて泣けて仕方なかった。わたしはみんなに、素直にきちんとお別れを言ってから旅立てるのかな。きっと荒れて自暴自棄になって周りに八つ当たりしまくって、めちゃくちゃにして逝きそう。弱いなー。

ということで、☆4.5。
またしても日本とアメリカの医療の違いを見せつけられた映画でした・・・。

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