ザ・コンサルタント

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ザ・コンサルタント

あらすじ

田舎町で小さな会計事務所を構える物静かな男、クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)。他人とのコミュニケーションに問題を抱える一方、数字に対して超人的な能力を発揮する彼は、裏社会と繋がりを持ち、彼らの仕事を請け負っていた。アメリカ政府当局もその存在には気づいていたが、なかなか正体を掴めずにいた。そんな中、ウルフのもとに大手メーカー、リビング・ロボ社の財務調査という依頼が舞い込む。しかし、同社の経理担当デイナ(アナ・ケンドリック)とともに使途不明金の解明に乗り出した矢先、調査は一方的に打ち切られてしまう。そしてその日から、何者かに命を狙われるウルフだったが…。

ザ・コンサルタント

目が死んでるベン・アフレックの演技が最高の映画。めっちゃ面白いです。

小さな会計事務所を経営しているクリスチャンは、人と関わることが苦手。それは「高感度自閉症」という病気のせいで、ちょっとでも自分が想像していなかったこと(例えば完成間近のジグソーパズルの1ピースが見当たらなかったりとか)が起きるとパニックになってしまう。そんな彼を見かねた父親は「この世界はお前には甘くない」といって自分で身を守れるように柔術を習わせたり、夜寝る前には爆音の音楽と点滅する照明の中に身を置いてパニックを起こさせないように訓練させたりしていた。そのおかげでクリスチャンはとんでもない戦闘能力を秘めた会計士となる。

ザ・コンサルタント
表向きは会計士、裏の顔は暗殺者。あれ、こんなような設定どこかで・・・・あっ、わたしの大好きな『イコライザー』じゃないですか!

そんなクリスチャンのもとにリビング・ロボティクス社という大会社から税務調査の依頼が来る。リビング社経理担当のディナの手伝いもあり15年分の資料をたった1晩で調べ上げたクリスチャン(サヴァン症候群なのかも)は、6,100万ドルもの不正な金の流れを突き止める。しかしその直後からリビング社の重役たちが殺され、ついにはクリスチャンとディナにも魔の手が近づいてくる。

ザ・コンサルタント
クリスチャンは300m離れた標的をライフルで一発で撃てるような凄腕なので、観てる方としては「やられるわけないよね」っていう安心感がある。むしろいかに華麗な手さばきで敵を倒すかに惚れ惚れ。明らかにもう死んでるってわかってるのに頭にとどめの銃弾を撃ち込むところとか、『ジョン・ウィック』のキアヌそっくりでたまらない。

あとは敵なのか味方なのかよくわからないJ.K.シモンズ。

ザ・コンサルタント
そのピッコロ大魔王のような風貌が観客を惑わせるよねー(笑)。

終盤はもう怒涛のような伏線の回収です。えっ、あれもそうなの!?こっちも!?まさかあの人まで!!!って、映画観ながら本気で開いた口がふさがらなかったのは初めてかも。観終わってから「あれはああいうことか。だからああなってたんだ・・・」としばらく脳内会議をしました。盛り込まれた話のどれ一つも無駄がなく、こんなにスッキリできる映画を観たのは久しぶりです。終わったと同時に「続編はよ!」と思いましたもん。

6/28追記 祝!続編決定!

一つ残念な点を挙げるならば、原題が”The Accountant”(会計士)なのに「コンサルタント」って邦題をつけちゃったところ。それやっちゃったら意味違うし面白さも減っちゃうんだけどなー。でもコンサルタントって問題解決する人だから別に間違ってはいないのか?確かにカタカナで『ザ・アカウンタント』ってするよりはキャッチーかもしれないけど。

何はともあれ面白い映画でした。

ということで、
続編あるのかなー。あってもよさそうな終わり方だったよなー。

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