アラビアのロレンス

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アラビアのロレンス
『アラビアのロレンス』

あらすじ

第一次世界大戦の2年目を迎えた1916年、カイロ英陸軍司令部勤務のロレンス(ピーター・オトゥール)は、アラビアに対して勢力を持っているトルコの圧政に苦しむアラビア人に深く同情していた。
やがて、ロレンスはさまざまな戦略を用いてトルコ軍を打ち破り続けるが・・・。

アラビアのロレンス

4時間近い映画って、絶対どっか途中で落ちるよね。昔の映画はインターミッションとか入るし。
どこで落ちるかが問題なわけであって。

第一次世界大戦下のアラビアを舞台に、実在した軍人T・E・ロレンスの孤高の戦いを描く戦争スペクタクル巨編。
砂漠のシーンが多いんだけど、いったいどうやって撮影したの?って思うくらい。
地平線に沈む太陽、ギラギラ照りつける灼熱地獄、全ての音がこだまする断崖絶壁。
ラクダが疾走し、砂地獄に飲み込まれ、水もなく日干しになっていく。
これ、撮影クルーも相当大変だったんじゃないかと思う。

もしわたしがそこにいたら、って想像するんだけど、絶対1日も持たないと思うわ。
口の中に砂は入りまくりだし、もちろん目にだって入るからコンタクトなんかしちゃいられないし、とか考えて。
50年も前のCGもない時代、全てを実写で撮影しなくちゃならないなんて、本当にすごいなぁと思う。

ロレンスはちょっと変わった人で、手でマッチの炎を消したりするのが趣味。
どんどんアラビア人を味方につけて、トルコ軍と戦っていく。
話の筋はWikipediaを読んでいただくとして(笑)。

この映画、ロレンスがバイク事故で亡くなるシーンから始まる。
盛大な葬儀が執り行われ、ロレンスの銅像まで造ろうって言う話になる。
「銅像を建てるほどの価値がある男だったのか」という1人の男の問いに対し、「おまえはロレンスの何を知ってるんだ」って反論する人の回想で始まる感じ。

でね、わたしがどこで落ちたかって、ラスト30分ですよ。
はっと気がついたら、スクリーンに「THE END」って出てた(マジ話)。
いったいどういう決着で終わったのか、さっぱりわからなーいのです。

そこで寝るってさ、それまでの3時間半はなんだったんだって話ですよ。
2時間ドラマなんて、ラスト10分観れば誰が犯人で詳しい動機まで全部白状してくれるじゃん。
イヤイヤ、映画はそんな簡単なものではないんだけれど、だからって最後の30分観てないのはおかしい。

どうして耐え切れなかったんだ、自分。インターミッションまでは楽しんで観てたくせに。
あのゲイの上官が出てきたあたりから、「何この展開」って思っちゃったのがよくなかったなぁ・・・。
今となっては、他のシーンですらうろ覚えだよ。

というわけで、☆3つ(中立)。
今度映画通に、詳しく話聞いてくる。

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