<3D>フランケンウィニー

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フランケンウィニー
『フランケンウィニー』

あらすじ

大好きな科学に夢中になるあまり、友達が一人もできない少年ヴィクター。そんな彼を両親は心配していたが、ヴィクターは愛犬スパーキーを相棒にして楽しい毎日を送っていた。しかし、思いも寄らぬ事故が起きて、スパーキーは天国へと旅立ってしまう。深い悲しみに沈んでいたヴィクターだったが、次第にスパーキーをよみがえらせたいという強い気持ちを抱くように。少しばかり危険な科学な知識を駆使してスパーキー蘇生に成功するが、その姿はつぎはぎだらけで、まるでフランケンシュタインのようだった・・・。

フランケンウィニー

ティム・バートン監督のアニメ「フランケンウィニー」の試写に行ってきました@ディズニー試写室。珍しいモノクロ3Dアニメーションです。

人とうまく付き合えず、映画ばっかり撮ってるヴィクターは幼少期のティム・バートンそのもの。スパーキーのモデルとなった犬もいるそうです。っていうか、登場人物全員モデルがいるらしい。

いろんな映画へのオマージュがふんだんに詰め込まれていました。あいつはガメラでしょ、プールからぽんぽん飛び出してくるのは絶対グレムリンだと思うし。最後の敵の最期なんて、オーメンのあのシーンだよ。ぐさっ!

バートン監督自身が撮った映画のテイストもいっぱい。ヴィクターたちが住む街は「シザーハンズ」に出てくる街にそっくりだし、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」も踏襲。でも、この映画自体は監督がデビューする前の1984年に作られているので、こっちが元ネタなのかもしれない。

ストップモーションという、昔ながらの人形を1コマ1コマ動かして撮影していく手法だったので、今作は2年かかったそうだ。すごいねー、CGじゃないんだよね。びっくり。

スパーキーは自分が死んだことも蘇ったことも気づいてなくて、今までどおりに過ごそうとするんだけど、周りの人間たちにはそれが通用せず(当たり前だけど)、一騒動起こしてしまいます。スパーキーが生き返ったことを知ったヴィクターの学友たちは、自分たちもペットを掘り起こしてきて蘇らせる。死んだものが蘇るって、絶対自然界ではあってはいけないことだけど、蘇らせたい気持ちはわかる。子供がやってることだから悪用する気はないし。ヴィクターはただスパーキーを生き返らせたかっただけ。ヴィクターの学友たちも、ただ科学コンクールでいい賞を獲りたいだけなんだよね。

フランケンウィニー

ただねー、3Dの意味があったかどうかっていうと、微妙・・・。映画館で観るなら、2D吹き替えで十分だと思う。ちなみに字幕版だと、ウィノナ・ライダーがエルザ・ヴァン・ヘルシング役(声)で出ています。バートン監督と組むのって、シザーハンズ以来?いろいろあったからね、この人も。白黒映画およびストップモーション映画としては史上初めて、IMAX 3D上映が行われるようです。日本でやるかどうかは知らないけど・・・。

スパーキー
お土産にいただきました。

ということで、☆4つ。
相変わらずディズニー試写室の音響は素晴らしい。

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