グッモーエビアン!

スポンサーリンク

グッモーエビアン!
『グッモーエビアン!』

あらすじ

元パンクバンドのギタリストのアキ(麻生久美子)と、娘で15歳のハツキ(三吉彩花)は、友達のような関係。ある日、ヤグ(大泉洋)が海外から2年振りに二人のもとへ帰ってくる。ハツキは、自由気ままなヤグと、それを笑い飛ばして許すアキに対し、イライラしてしまう。そんな中、親友トモがハツキとけんかしたまま転校してしまい、さらにはアキとヤグの過去を知ることになり・・・。

グッモーエビアン!

特に大泉洋が大好き、っていうわけでもないんですが、この人の出る映画、割とよく観てます。「アフタースクール」とか「探偵はBARにいる」とか。そんな感じ(?)の「グッモーエビアン!」です。
アキとハツキ母娘となぜか一緒に暮らすヤグは、別にハツキの本当の父親とかそういうことはまったくない。アキがハツキを身ごもった時(17歳くらい)、それを知った2歳歳下のヤグはアキに結婚を申し込んでいる。自分の子じゃないのに。しかも結婚できる年齢じゃないのに。

それ以来、なんとなくずるずると一緒に暮らし続けている3人だったけど、ある事故をきっかけにヤグは海外へ。ヤグがいない間はずっと寂しいと思っていたハツキだけど、いざ彼が帰って来るとうっとうしくてたまらない。

グッモーエビアン!

みたいな日常が描かれています。下手したら、すごくつまらない映画になりかねない。だけど、そこを大泉洋演じるヤグの異常なまでのテンションの高さで、最後までずーっと引っ張って行きます。

ちなみにタイトルの「グッモーエビアン!」は、ヤグがオーストラリアにいた時に「Good Morning, Everyone!」がそう聞こえたから、だと思います。

わたし、歌手じゃないのに歌がうまい人(例えば役者とか芸人とか、それこそそこらへんの素人ですら)が好きなんです。ほかにも画家じゃないのに絵がうまかったりとか、なにか芸術的なサブ才能を持っている人が。大泉さんも役者(芸人?)だけどCD出してたりして、歌がうまい。ヤグっていう役はバンドのボーカルだっていうので、なんか上手な歌が聴けるかなーと思って観に行きました。

しかしそこはパンクバンド。パンクでした(笑)。

グッモーエビアン!

でも、まったく予想外にストーリーで泣かされてしまいました。自分でもびっくり。アキとハツキが喧嘩するシーンがあるんだけど、その間に入ってオロオロするヤグがまた切なかったりする。

親はどんなに子供に迷惑かけられても、子供のことを一番に考えてる。そういう話って、なかなか面と向かって言い合えたりしないし。それをきちんとハツキに説明するアキは、かっこいいなと思いました。

麻生久美子って、いい女優さんだよなぁ。こういうはっちゃけた役も似合うし、「夕凪の街 桜の国」みたいなしっとり日本女性も似合うし。ちなみにこの映画撮ってるときは妊娠4ヶ月だったそうです。

ということで、☆4つ。
特に映画館で観る必要はないかも・・・。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


FXを学ぶ