『マン・オブ・スティール』
あらすじ
ジョー=エル(ラッセル・クロウ)は、滅びる寸前の惑星クリプトンから生まれたばかりの息子・カル=エルを宇宙船に乗せて地球へと送り出す。その後カル=エルは、地球でマーサ(ダイアン・レイン)とジョナサン(ケビン・コスナー)夫婦にクラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)として育てられる。幼い頃よりクラークは周囲の人々とは違う特殊能力を持っていることに苦悩していた。そして成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍と対峙することになり・・・。
スーパーマンの誕生を描いたこの映画。なんでタイトルが「スーパーマン」じゃないのか、ようやくわかった。本国じゃ「Man of Steel(鉄の男)」って呼ばれてるのね。
以下、ネタバレあり。
わたし、スーパーマンが異星人だってことすら知らなかったよ。特殊な訓練かなんかして、めちゃくちゃ強くなった人間だと思ってた(笑)。
たぶん「電話ボックスの中で梅干食べながら着替えてる人」のすり込みが強すぎる(意味わかる?)。
あと、スーパーマンの衣装(コスプレ?)の胸についてる「S」のマークは、「Super」のSじゃないんだね。
序盤、いかにしてクラークが地球に順応し、自分の本来の使命に気がつき、その能力と折り合いをつけていくのかっていうくだりはすごく面白かったんだけど、後半はゾッド将軍との戦いでただひたすら街を壊しまくってただけだった。地球を救ってるつもりかもしれないが、君が暴れたせいでかなりの数の人間が確実に死んだよ、クラークくん。
良くも悪くもこれがアメコミなんでしょうね。次回作はバットマンと絡むっていうし。どうやって?
無理して3Dで観なくてもよかった。わたし3Dグラスかけるとどういうわけだか目がカッピカピに乾燥するんだよね。辛い・・・。
ということで、☆3つ。
むしろ次回作のバットマンを演じるのがベン・アフレックだっていうことのほうに興味津々。