面白すぎてまた観に行ってしまいました。
1回目のレビューはこちら【極上爆音上映】ジョン・ウィック
1回目に観た時に理解できなかった部分をいろいろと咀嚼しました。例えばどうしてビーグル犬の名前が「デイジー」なのか。デイジーと一緒に届いた妻からのカードにも「このワンコの名前はデイジーよ」なんて一言も書かれていなかったのに、ワンコにつけられていた首輪を見てジョンは「彼女らしいな」とつぶやく。ん?なんでデイジー?
その前のシーンをよく見ていると、いろいろと伏線が張られているのです。奥さんを失って失意のどん底にあるジョンの日常を追っているシーンですが、例えば洗面所に並んだ2つのシンク。もう2つもいらないんだよね。そしてそこには奥さんが使っていたとみられるものが、まだそのまま置いてあったりします。洗面所に限らず、それはキッチンにも。そこでアップになるのがデイジー柄のマグカップ。ワンコと一緒に届いたカードの柄もデイジー。奥さんが好きな花だったんだよね。そしてワンコの首輪についていたのがデイジー柄のチャーム。これが決定打となって、ジョンはワンコに「デイジー」と名付けたんだと思います(というわたしの憶測)。もしかしたら映ってないけどカードには「この子はデイジーです」ってちゃんと書かれていたのかもしれないし。
あとはキアヌのアクションに見惚れてました。相変わらず容赦なくとどめを刺すところとか、自宅に暗殺者がいっぱい押しかけてきたにもかかわらずそれを皆殺しにして、近所からうるさいって苦情が来ちゃったりとか。しかもそれを伝えに来た警察官が「ああ、また仕事始めたんだねジョン」みたいな感じで、お咎めなしでフツーに帰っていくところとか(笑)。死体お掃除屋さんのおじさんを家に呼んで片付けてもらったりとか。見れば見るほど、ジョンって裏の社会じゃものすごく幅を利かせていたんだなっていうのがわかる。
続編の撮影もスタートしたらしくてメイキング映像を観たら、相変わらず容赦なく弾丸をぶち込んでました、ジョン・ウィック。公開が楽しみだー。
その前にこの映画のBlu-rayを買おうかどうしようか本気で悩んでる。
ジョン・ウィック コレクターズ・エディション(スチールブック仕様・日本オリジナルデザイン) [Blu-ray]