僕等がいた 後篇

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僕等がいた 前篇
『僕等がいた 後篇』

あらすじ

高校2年生の冬、矢野(生田斗真)は家庭の事情で釧路から東京に転校するが、彼と七美(吉高由里子)は再会を誓い合う。それから数年後、就職活動に明け暮れる七美をそばで支えてくれたのは矢野の親友である竹内(高岡蒼佑)だった。最初は遠距離恋愛を続けていた二人だが、ある日突然矢野はぷっつりと消息を絶ち、音信不通のまま月日だけが流れていった。

僕等がいた

前篇観ちゃったから後篇も観ないわけにはいかなくなった、「僕等がいた 後篇」。レイトショーだったせいか、心配していた女子高生に取り囲まれる事態にはなりませんでした(笑)。

原作の漫画は読んだことないんだけど、映画は原作とは違うラストになっているそうです。どこがどう違うんだろな・・・。

理由も告げずに目の前からぷっつりいなくなるなんて、卑怯だと思う。

でもその理由を告げてしまったら、きっと彼女は「わたしが支えるから」とかなんとかいってそばにいようとするだろう。そんな思いはさせたくない。だから僕は君の前から姿を消すんだ。

みたいな理屈が通るとでも思ってるのか矢野ーーーーーーーー!!!!!!!!!と、終始憤りながら観ておりました・・・。ダメだよ、それ絶対やっちゃダメ。離れるにしろくっつくにしろ、ちゃんと理由を説明しなくちゃ女の子は納得できない。そういう説明がないから、「まだ未来はあるのかも」って思ってずーーーーーっと待っちゃうんだからねっ。

傍から見てると、「もう七美も竹内にしとけばいいじゃん」って思うけど、それでも七美は矢野を想うことをやめない。まだ七美は矢野のことが好きだってわかってて、七美のそばにいようとする竹内。そして矢野に忍び寄る山本(笑)。もう山本怖すぎます。ホラーです。本気で吐き気をもよおした。

前篇のネタバレになりますが、山本と矢野は一度関係を持ち、それ以来山本の矢野への執着は暴走しっぱなし。矢野が東京、札幌と居住を変えるたび、なぜかそれを突き止めて音もなくやってくる貞子ちがう山本。

山本は本仮屋ユイカなんですが、役作りとはいえよくもあそこまでねちっこい芝居ができるもんだと感心しました。

ほぼ矢野のストーカーである山本。矢野が働くバーのカウンターで、ジュース1杯で3時間粘るっていうシーンがあるんだけど、学生の頃これとまったく同じことをしでかした知り合いがいて(現在消息不明)、ストーキングされた男性に「毎晩毎晩バイト先にやってきて、ドリンク1杯頼んでカウンター座って俺のこと見てるんだけど、どうにかしてくれない?」って相談されたことがあります。いや、どうにかってわたしに言われてもね・・・・。その後の彼女のこと、誰も知りません(マジ話)。

想いを貫くのは簡単じゃないけど、実は諦めることこそもっと難しかったりもするんだよね。だってそれだけ好きになった相手のこと、そうそう忘れられるもんじゃない。想い続けるか、どこかで妥協するか、すっぱり諦めるか、どれがいいのかこの映画を観ても答えはわからなかった。

ということで、☆3つ。
山本の小鼻の汚さばっかりが印象に残ってます・・・。

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