ANNIE/アニー

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ANNIE/アニー
『ANNIE/アニー』

あらすじ

現代のニューヨーク。アニー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)は4歳のときに姿を消した両親に、いつの日か会えるときが来ることを夢見て、両親と別れたレストランに足しげく通っていた。ある日、アニーはIT長者でニューヨーク市長の有力候補とされるスタックス(ジェイミー・フォックス)に出会う。選挙スタッフに提案されてアニーを引き取ったスタックス。そんな中、アニーの両親に関わる知らせが届き…。

ANNIE/アニー

Blu-ray発売記念の試写会に呼んでいただきました。これ、上映中には観てなかった映画。だってさ、なんで今さらアニーのリメイクなのよ、と思ったんだもん。しかも舞台は現代のニューヨークに変わってるとかいうし。とはいえ、わたしはオリジナルのアニーをまったく知りません(てへ)。もうとっくに上映は終わってるし、もう観ることもないんだろうなと思っていたところ、試写会開催の情報をゲット。申し込んでみたという次第です。

もうね、反省します。なんてステキなのこの映画!!!

アニーを演じるのは『ハッシュパピー バスタブ島の少女』で6歳の時に最年少アカデミー主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスちゃん。今は10歳になり、ちょっぴり大人になっていました。この子がもうかわいくてかわいくて。歌もうまいしね。

アニーは4歳の頃に両親に捨てられて、イタリアンレストランの前に置き去りにされていたんだけど、いつかまた迎えに来てもらえると思って毎週金曜日はそのレストランの前で両親を待ち続けてるの。でもそれが全然悲壮感がなくて、むしろ待つことを楽しんでいるくらいの心の持ちよう。アニーってすごくまっすぐで純粋で人を疑うことを知らなくて、「朝が来ればきっといいことがある」って信じてる子なんです。有名な「Tomorrow」っていう歌の歌詞にもそれがよく表れてる。

一方ひょんなことからアニーと同居することになってしまったスタックスは極度の潔癖症で、市長候補なのに人と握手するのもイヤ、運悪くしちゃったら除菌ジェルで思いっきり手を除菌しないと済まないような人。だからもちろん子供なんて近寄ってほしくもない。でも選挙戦で優位に立つための戦略としてアニーを利用しようと考え、嫌々アニーを家に迎え入れる。

ここが面白いところなんだよね。アニーは誰とでもいい関係を築ける人懐っこさがあるのに対し、スタックスは完璧に一線を画し距離を置こうとする。でもいい感じにアニーに振り回されていくうちに、だんだんと父性のようなものがスタックスにわきあがってくるの。特にスタックスの誰にも知られてはいけない秘密を見てしまった時のアニーの反応が面白くて。

ANNIE/アニー

アニーはそんなやりとりをスタックスからの愛情だと思っていたのに、ある事件がきっかけで選挙のための戦略じゃないかと気が付いてしまう。でも本当はその時点で、スタックスはアニーの父として生きていこうと決めていたから完全にアニーの勘違いなんだけど。

あと、キャメロン・ディアスがミス・ハニガンっていうイヤな里親を演じています。新境地開拓って感じ。

ANNIE/アニー

彼女もソロで歌うシーンがありますが、うまいんだかなんなんだか。歌唱力を求められるような曲じゃないからいいけど。

この後ソニーさんからBlu-rayもいただき、家で何度も観てしまいました。もう、ほんとにいい映画。ちょっとホロリとするし。

ということで、★★★★/5
みなさんも機会があったらぜひ。明日を生きていく希望がちょびっと見えてくるかも。


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