『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』
あらすじ
フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィアナキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)の4人は、ステュの結婚式に出席するため、一路タイへ。ラスベガスでのバチェラー・パーティーの二の舞を避けようと、ステュはつつましいブランチを計画していた。しかし、翌朝二日酔いで目覚めると部屋はメチャクチャ、新郎の顔には入れ墨が刻まれ、花嫁の弟は行方不明、代わりに1匹のサルがいて・・・。
前作とまったく同じことが、舞台をタイにして繰りひろげられるだけです。ほんと、そんな感じ。ファンの期待を裏切らない、“「ハングオーバー!!」ファン感謝祭映画”なんだって。その通り。
フィルはかっこいいし、ステュは相変わらず間が抜けてるし、アランは前以上にイラッとするし、ダグは前以上に出番が少ない(笑)。前作のトラがサルに変わり、コールガールはタイおなじみのニューハーフに変わり、歯が抜けるのはタトゥーに変わり。基本的に同じ流れで展開していくと思っていただいて間違いないです。
左からアラン、フィル、ダグ、ステュ
わたくし、映画の冒頭から感激してしまいました。こんなシーンから始まるんです。
ちなみに奥に見える高層ビル、廃墟です。
なんか見覚えある、と思ったら、やっぱり「Sirocco」っていうレストランでした。わたし行ったことある。
この階段!同じ!
地上247メートルにある、オープンエアのレストラン・バーとしては世界一の高さのSirocco。
お値段ももちろんそれなりです。一応正装して行くことをオススメいたします。とにかくオープンエアなので、夜行くと夜景がめっちゃキレイ!ただ、高所恐怖症の人には無理です。そして、突然降り出すスコールにはまったく対応していません。わたしたちが食事を終えて帰ろうとしたまさにその時、猛烈なスコールが降ってきました。みんな建物の中に避難。だけどお料理はそのままだったよ・・・。あの後みんなどうしたんだろう。マーペンライか?
話それましたが、映画はもう笑いどころ満載です。観るなら前作を復習してから行ったほうが絶対楽しめる。
見慣れたバンコクの街並みもたくさん出てきて、バンコク好きにもたまらない作りになっています。
前作でもかっ飛ばしてくれた、ミスター・チャウ(ケン・チョン)が最高。
この人なくして、もはやハングオーバーは成り立たないといっても過言ではないかも。キモです。
あと、ラプンツェル好きにもたまらないシーンがあります。もう、わたしのためにこの映画作られたのか?っていう勢い。
たぶん好き嫌いは分かれる映画なんだろうけど、無条件に楽しみたい!っていう人には俄然オススメいたします。とにかく笑えて、でも絶対こんな酔っ払いにはなりたくないなっていう、自分への教訓にもなると思う(わたし飲めないけど)。わたしは六本木のR18指定も観に行く予定です(笑)。
ということで、☆6つ。
エンドロールも絶対にお見逃しなく。