ナイトクローラー

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ナイトクローラー

あらすじ

人脈も学歴もないために、仕事にありつけないルイス(ジェイク・ギレンホール)。たまたま事故現場に出くわした彼は、そこで衝撃的な映像を撮ってはマスコミに売るナイトクローラーと呼ばれるパパラッチの姿を目にする。ルイスもビデオカメラを手に入れ、警察無線を傍受しては、事件現場、事故現場に駆け付ける。その後、過激さを誇る彼の映像は、高値でテレビ局に買い取られるように。やがて局の要望はエスカレートし、それに応えようとルイスもとんでもない行動を取る。

ナイトクローラー

「ナイトクローラー」とは、夜な夜な衝撃的な映像を撮ってはマスコミに売る報道スクープ専門パパラッチのことらしいです。

それまでコソ泥みたいなことばかりを繰り返していたルイスは、偶然ナイトクローラーという職業を知り「これなら俺にもできんじゃね?」という安易な発想から、安いビデオカメラを手にスクープ映像を撮り始める。最初はお話にならなかったものの、徐々に腕を上げてその映像がテレビ局に売れるようになる。

ナイトクローラー
ちょっとうまくいくとすぐにつけ上がるこの人、雇ったアシスタントに無茶言ったり、交通事故現場でいい映像を撮ろうと遺体を動かしちゃったり、テレビ局の女性プロデューサーに体の関係を迫ったり(60歳越えた女性なんだけど・・・)。

ナイトクローラー
テレビ局側も派手な映像が欲しいからルイスは重宝がられるし、ルイスもそれに応えよう、それ以上のスクープを撮ろうと躍起になる。やがてルイスはとある高級住宅地で起きた殺人事件現場に遭遇し、そこから犯人の逃げる姿を見かけるものの、警察には言わない。なぜなら特大スクープを手に入れたと思ってるから。

時間が経つにつれ、やることなすこと全部が「それやっちゃダメなやつ」の繰り返し。観ているこっちは主人公に全然共感できないし、むしろ「ふざけるな」としか思えない。そう思わさざるを得ないのは、ジェイク・ギレンホールの気持ち悪いくらいのギョロ目です。もともと目が大きいのに、この役を演じるに当たり9キロ痩せたそうで、なんかもう目玉がこぼれ落ちそうなほどだった。

法に触れるスレスレ(触れてるかも)のところでなんとかうまく切り抜けていくルイスと、そんな彼にいいように使われていたアシスタントの男の子。ラストで2人は対照的な結末を迎えます。まあ後味悪いわね。

でも実際にこういう仕事をしている人たちがいるからこそ、わたしたちはすごいニュース映像とかを割とリアルタイムで観ることができるわけです。だからって、報道の自由を振りかざしてなにやってもいいってもんじゃない。倫理の問題だよね。

ルイスはもうこっちには戻ってこられない世界に足を踏み入れてしまいました。応援はできないけど、それが彼の生きる道ならば仕方がないのかも。

ということで、/5
今日もどこかで、ルイスはスクープを狙っているのでしょうね・・・。

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