シークレット・アイズ

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シークレット・アイズ
『シークレット・アイズ』

あらすじ

2002年。ロサンジェルスの検察局に設置されたテロ対策合同捜査班にニューヨークから派遣されてきたFBI捜査官レイ(キウェテル・イジョフォー)。ある日、事件の一報を受け現場へ駆けつけた彼は、若い女性の遺体を見て激しく動揺する。被害者は、親友でもある相棒の検察局捜査官ジェス(ジュリア・ロバーツ)の娘だったのだ。怒りに燃えるレイは、着任したばかりのエリート検事補クレア(ニコール・キッドマン)とともに捜査に乗り出し、やがて有力な容疑者を割り出す。しかし、その男マージンはテロ対策班の重要な情報屋だったことから、政治的な判断で釈放されてしまう。納得いかないレイは失意のうちにFBIを去っていく。それから13年。事件のことを片時も忘れたことのないレイは、いまだ犯人逮捕に執念を燃やし、ついにマージンの尻尾を掴むのだったが…。

シークレット・アイズ

ジュリア・ロバーツとニコール・キッドマンの競演、なかなか見応えのある映画でした。

13年前に起きた殺人事件の新たな手掛かりが見つかり再捜査しようとする元FBIのレイと、かつてその仲間だった女性検事クレアと被害者の母親である捜査官ジェスが再会。レイがこの街に戻ってきた理由の一つは、事件以来、来る日も来る日も前科者リストの写真を調べ続けついにマージンを発見したからだった。きっとマージンは整形している、だからどこか面影のある奴はいないかと、13年間毎日写真見て探してたんですよレイは。執念だね。

マージンっぽいやつがいた、との報告を受けたジェスは激しく動揺。そりゃそうだ、一人娘を殺した相手だもの、自分でその息の根を止めてやりたいと思うのが親心。でもね、ジェスはある秘密を抱えているのです。

シークレット・アイズ
13年前、3人で一緒に働いていた頃、レイはクレアに好意を持っていた。だけどクレアには婚約者がいて、その恋は叶わずじまいだった。

シークレット・アイズ
でもその想いが13年経っても消えてないんですよ。レイは相変わらず独身だし。クレアもあんまり旦那とうまくいってないみたいで、お?これはもしや・・・?って思うんだけど、期待通りにはならず(笑)。

そしてついにマージン発見の一報が。レイと共に現場に踏み込んだジェスはマージンと思われる男を見て言う。「違う。この人はマージンじゃない。わたしにはわかるの。」

シークレット・アイズ
なぜジェスはそんな確信があるのか。レイが執念で探し出した男が目の前にいるのに。もしかしてかばってるの?

終盤でその理由が分かった時、鳥肌が立ちました。これが親心かと。目には目を、もしくはそれ以上を。大事な娘を痛めつけた相手を許せるわけがない。その報復がこれなのかと。

現在のシーンと13年前のシーンが行ったり来たりでやや分かりづらいのがちょっと難点。ニコールは1ミリたりとも老化してないし(笑)。完璧な美を崩さないニコール・キッドマンに対し、ほぼスッピンのジュリア・ロバーツはめちゃめちゃ老けて見えんだけど、それをキウェテルさんがズバリ指摘するセリフがあった。例え劇中とはいえそれを言わせたジュリアの懐は深いね。ニコールだったら絶対言わせないはず。

ということで、/5
けっこう豪華キャストだと思うんだけど、全然上映してる劇場がなかった。もったいない。

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