先日試写会に当選していたものの都合が合わなかった「ライラの冒険 黄金の羅針盤」。
ちょうど新聞屋さんからタダ券をもらったので、さっそく観てきました。
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
あらすじ
“オックスフォード”の寄宿生である12歳のライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、一心同体の守護精霊“ダイモン”という動物といつも行動をともにしていた。
そんな不思議な世界で、謎の組織に子どもたちが誘拐される事件が続発、親友を誘拐されたライラは自ら捜索に乗り出す。
あらかじめ予備知識がないと、何がなんだかわからない映画です。
最初に
「この映画の第一章は、私たちが住む世界とよく似ているけどまったく異なる世界
第二章は、私たちが住む世界
第三章は、その両方の世界が舞台となっている」
っていうロールが出てくるので、あぁそうなのかと。
やっぱり続きありきで作られている映画なのですよ。
イマイチ感情移入ができないんだよなー、ライラに。
「アイ・アム・サム」のダコタ・ファニングが出てきたときの衝撃的なかわいさがライラにはない。
同じダコタつながりなんだけど(関係ないか)。
そもそもこの映画の原作のライラがあんまりかわいくない設定らしいのですが。
原作読んでないのでよくわかりませんけどね・・・。
コールター夫人(ニコール・キッドマン)にそそのかされ、北の大地への冒険についていくことになるライラ。
さすがニコール、美しい。スタイルもいい。
原作者は最初からニコールをイメージして、このコールター夫人を書いていたそうです。
でもでも、その割にはあんまり悪役っぽさが感じられないのよねぇ・・・。
本当に冷たい人間だったら、違う女優さんでもよかったかな、って感じ。
ライラのおじさんで、先に北の大地の探検に出かけているアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)。
コールター夫人に買収された(?)民族によって捕まってしまう。
この人、007の人だよね?(観てないけど)
確かにファンタジー大作ではあるんだけど、話の中身がよくわからないんだよねぇ。
ジプシャンとは対立している仲なのかと思ったらそうでもないし。
でかい白クマが港でフツーに働いてたりするし(給料はウィスキー)。
動物好きな人には観ていて楽しい映画かも。ダイモンもいっぱい出てくるしね。
途中、「これって『北極グマ物語』だっけ?」って思ってしまったりとかもしましたねぇ。
白クマのイオニク・バーニソンがいい演技なんだよねー。CGだけど。
子供を助けに行くときとか、かっこいいんだよ、イオニク。
壊れそうな氷の橋を渡るときライラを背中に乗っけたまま渡ろうとして、でもピキピキッと氷が割れそうになった時に言った一言。
「二人で一緒には渡れないな」
あんた1匹でも渡れませんから!!!!絶対、橋落ちますから!!!!!
そんなイオニクに免じて、☆3つ。
第二章は試写会が当たったら、行く。