『カウボーイ&エイリアン』
あらすじ
過去の記憶をなくした男(ダニエル・クレイグ)が砂漠の町アブソリューションに迷い込むが、住民たちからは歓迎されなかった。また、すべては町を牛耳るダラーハイド大佐(ハリソン・フォード)の支配下にあることを知る。男の記憶の手掛かりは片方の手首にはめられた手かせだけだが、そんな中、町の上空から未曾有の脅威が襲い掛かってきて・・・。
初めて行ったよ、パラマウント試写室。めっちゃわかりづらい場所にあって、しかもインストラクションなし。せめてロビーにスタッフ立たせるとかさ、してほしかったよね。
アメコミをそのまま映画にしちゃった、最近よくあるパターンのヤツです。もうさ、とにかく「エイリアン」ってつけとけばいいと思ってるでしょ(笑)。
これ、映画館で予告編を何度も観たんだけど、それはすっごく面白そうなの。いいとこかいつまんで編集してるから。たいてい予告編ってそういうもんなんだけど、この映画に関してはもう、詐欺だと思った。
個人的感想をはっきり述べさせていただくと、大物2人を使ったB級アクション映画でした。ハリソン・フォードがこんなの出ちゃうのかって、ちょっと悲しくなったよ。ダニエル・クレイグは「ライラの冒険」の前科があるから許せなくもないが。
ハリソン・フォードはもう、おじいちゃんだ。うん。
エイリアンの作り方がすごく雑。ひどい。今時あんなエイリアンいるかっての(どのエイリアンが正解なのか知りませんが)。すごい文明持ってるくせに、戦い方ものっすごく原始的なのね(笑)。肉弾戦のみ。意味わからん。
この子の役柄もおいおいおい、って感じだし。
これお金払って観てたら「金返せ」って思っただろうな・・・・。一緒に行った友達に謝っちゃったもん。「つまんない映画でごめんね」って。
西部劇が好きな人にも、エイリアンモノが好きな人にも、どっちにも中途半端。そしてわたしがどちらにも興味がないっていうのも、きっと致命傷。
ずっと「カウボーイ&エイリアン」っていうタイトルも引っかかってた。戦ってるんだから「&」じゃなくて「vs」でしょ、って。だけど帰り道にピンッ!とひらめいて、「&」でいいんだってわかった時はちょっとうれしかったけど。
ということで、☆1.5。
そういえば、「ライラの冒険」って続編なくなったんだっけ。つまんなかったもんなぁ。