『マジック・イン・ムーンライト』
あらすじ
魔法や超能力など信じない皮肉屋のイギリス人マジシャン、スタンリー(コリン・ファース)は、ある大富豪をとりこにしているアメリカ人占い師の正体を暴いてほしいと頼まれる。南フランスの富豪宅を訪ねるも占い師ソフィ(エマ・ストーン)が発揮する驚異的な透視能力にただただ驚かされ、それまでの人生観を覆される羽目に。その上、かれんな容姿で明るく活発な彼女に魅了されてしまい…。
舞台は1920年代の南フランス。冒頭から昔っぽい作りの映画になっています。車で走るシーンとか、モノクロ映画の頃みたいな感じ。嫌いじゃないしむしろ好きなんですが、なんか猛烈に眠かった記憶があります・・・。
ソフィのペテンを暴いてやろうと意気揚々と乗り込んだスタンリーだったものの、彼女の透視能力を目の当たりにして完全に信じ込んでしまう。さらにソフィの魅力にもとりつかれてしまう始末。でも全然素直じゃないから自分自身はそれを認めない。
まあね、エマ・ストーンですから好きにならずにはいられないって話ですよ。南仏のきれいな景色も手伝って、危うくわたしまで恋に落ちるところでした。
超皮肉屋のマジシャンは声もデカいし観ていて気分のいいものではないんだけど、まんまとソフィの「マジック」にかかっちゃうところが微笑ましいです。わたしにもあれ位の騙しテクがあればよかったのに(笑)。
監督はウディ・アレン。今作を観る限り、どうやら今このおじいちゃんはエマ・ストーンに夢中のようですね。
ということで、/5
南仏行ってみたい。