<3D>オール・ユー・ニード・イズ・キル

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オール・ユー・ニード・イズ・キル

あらすじ

近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ・・・。

オール・ユー・ニード・イズ・キル

日本最速試写@ワーナー・ブラザーズ試写室にて。

日本最速試写ということで、一般人としては日本で初めてこの映画を観たはず。なので前情報とかもまったくなくて、真っ白な気持ちで観に行きました。

もうね、めちゃくちゃ面白かった。

トム・クルーズにしては珍しく、最初はものすごくヘタレな軍人です。それが無理やり戦場の最前線に送り込まれ、わけのわからないタイムループを繰り返すうち、屈強な男に変っていく。あぁ、やっとイーサン・ハントになったよ、みたいなね(笑)。

とにかく戦って死ぬとある時点に戻される。これってつまり「リセット」なわけですよ。ゲームでも「あ、やられちゃった」っていう時、リセットボタンを押してゲームの最初に戻ったりするでしょ。それと同じ。RPG好きなわたしにはたまらない設定です。

ひたすらトムが「戦う→死ぬ→目覚める」を繰り返していくのですが、全然単調にならずグイグイ惹きこまれます。なぜそんなことになるのか、リタはいったい何者なのか、わかっていくにつれますます面白くなる。

この映画の原作は、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」という日本のライトノベルだそうです。それがトム・クルーズ主演の映画になって帰ってくるんだから、すごいよね(でも原題は”Edge of Tomorrow”なの)。原作は読んだことないけど、この映画はとにかく一瞬たりとも飽きさせずに一気に突っ走る面白さがありました。

先日の「アナザースカイ」に、この映画の字幕翻訳を手がけた戸田奈津子さんが出演していて、ロンドンでトムと対談したりしてた。この2人、とっても仲良しなんだよね。そして映画の冒頭とラストに出てくるトラファルガー広場は、通常なら映画の撮影、まして大型ヘリの着陸なんてもってのほからしいんだけど、トムの「やらせてよ、ね?(ニコッ)」っていうスマイルで許可が出たらしい(笑)。

そうそう、何かと物議を醸す「なっち翻訳」ですが、1つだけ(だけ?)ものすごくいいセリフがあったのです。

“I wish I didn’t know you… but I do.”

ケイジ少佐がリタに言うセリフ。直訳だと

「君を知らなければよかったのに/でも知ってしまった」

みたいな感じですが、そこを

「君と出逢った/守りたい」

と訳していたんですー!これにはなんだかしびれました(たぶん字数制限の功名)。もちろん英語を聞きつつ字幕を見たので、その妙訳に気がついたわけですけれども。

とにかく面白かったなーっていう感想しか思い浮かばないです。惜しむらくは3Dメガネが合わず、終始字幕が二重に見えて頭が痛くなってきちゃったこと。配給の試写室だったので、オリジナルメガネなんだよねー。もう一度IMAXあたりで見直したいなとも思ったけど、結末を知ってから観る映画ではないんだな。

今のところ、今年のマイベストかな。

ということで、★★★★★/5
でもやっぱりもう一回観たいかも・・・。

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