『テルマエ・ロマエII』
あらすじ
ユニークな浴場を作り上げ、一気に名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受け頭を悩ませていたところ、またもや現代の日本へタイムスリップ。そこで風呂雑誌の記者になっていた真実(上戸彩)と再会を果たすも、やがてローマ帝国を二分する争いに翻弄されることになり・・・。
前作も観たし、ちょど草津温泉に行く予定もあったので観ておくか、くらいの気持ちで観に行った映画。
あえて申すならば、「つまらなかった」の一言です。無駄に予算かけたなぁ、っていうのが正直なところ。ブルガリアに巨大セット組んだり、松島トモ子とか「指圧の心は母心」の浪越徳三郎とか出しちゃったり(浪越先生本人は出てないけど)。その浪越先生を演じてたのも1作目のシャンプーハットのじいさんだったりして、妙な違和感。松島トモ子がクマに襲われるとか、笑えないでしょ。最低だよ。(ネタ元がわかる人がどれだけいることか)
ところどころ入るオペラ歌手の寸劇とかも間延びするし、途中からガクッと面白くなくなるのは前作とまったく一緒で。なんだか残念な内容でした。
そのくせ草津温泉にはこんなもの作っちゃうし。
ものすごい人たちの間に挟まれるルシウス(笑)。これは期間限定なの?それとも未来永劫残るものなの???
観た人の中には「大笑いしました」っていう人もいるので、感想は人それぞれだと思うけど、「どこらへんが?」って聞きたい。2作目はコケると言いますが、コケたかどうかは知らないけど止めといた方がよかったね、って感じ。しかもまだ続きそうな終わり方だったような(それすらも覚えてない)。
ということで、/5
阿部ちゃんの肉体美はステキでしたけれども。お尻とか(ぷっ)。