『HERO』

あらすじ

東京地検城西支部に再び戻った久利生(木村拓哉)は、ある傷害致死事件の裁判を任されるが、容疑者が初公判で犯行を全面否認、無罪を主張したために思わぬ事態を迎えてしまう。
被告側の弁護士・蒲生(松本幸四郎)は“刑事事件無罪獲得数日本一”の超ヤリ手。さらに事件の背後には、大物政治家の花岡練三郎(森田一義)が糸を引いていることを突き止める。

以下、ネタバレ。

連ドラから6年経ったってことで、月日の流れるのは早いなぁ、としみじみ思ったりもして。
映画は連ドラ＆スペシャルを観ていないとわからない部分もあり。
でもただ「こういう映画だ」として観ても楽しめるとは思います。

久利生（キムタク）の通販好きは相変わらずで、それが最後までいい複線になってます。
城西支部のメンバーも相変わらずな感じだけど、雨宮（松たか子）だけはなんか年取ったような・・・。

わざわざ韓国ロケを入れる必要があったかどうかはわかりませんけど、釜山の街並みを見て「懐かしいなー」と思ってみたり。

それにしても、6年もほっとかれて、雨宮はよく待てたなーと思う。
連ドラの最終回、「ワールドカップカメルーン代表選手の名前を全員言えたら、ワールドカップに連れてってやる」と久利生に言われて、雨宮が全員の名前を言うシーンがすっごく印象に残ってます（最後の名前はエムボマ）。
一緒にワールドカップ観に行ったあと、久利生が石垣支部に飛ばされて、そこへ雨宮が訪ねていっても事件で忙しいからと3日間もビーチに1人で置いていかれ、それから北海道飛ばされて山口飛ばされて、ようやく城西支部に戻ってきたわけですよ。
その間ほんとに会ってないのか？連絡も取ってないのか？マジで？？？？
うーん、ありえない・・・。

それと、花岡代議士っていう悪役でタモリが出てるんだけど、法廷に立ってもサングラスなんだよね・・・。
どうみても代議士じゃなくていいとものタモさんなのが笑ったw

あと
最後の「あるよ」のマスターがいるところでのラストシーン、あれもどうなんでしょうねー。
寸前で止めておいたほうがおもしろかったのに・・・。

ま、突っ込みどころは多々あれど、途中笑いもあり、事件の内容もわかりやすくて面白かったので、★4つ。