『キングコング 髑髏島の巨神』
あらすじ
泥沼のベトナム戦争が終結を迎えつつある70年代前半。南太平洋上に未知の孤島が発見され、米国政府特務機関“モナーク”によって編成された調査隊が派遣される。リーダーを務めるのは、ジャングルでのサバイバルに精通した英国陸軍特殊空挺部隊の元兵士コンラッド(トム・ヒドルストン)。メンバーはほかに研究者にカメラマン(ブリー・ラーソン)、ベトナム帰りの米軍ヘリ部隊を率いるパッカード大佐(サミュエル・L・ジャクソン)といった面々。しかし調査のために爆破を繰り返す一行の前に突如、あまりにも巨大な生物キングコングが現われ、ヘリコプターを次々と破壊し始める。その圧倒的な破壊力に為す術もない人間たちは、この恐るべき生物から逃げ延び、一刻も早く島から脱出すべく決死のサバイバルを繰り広げるのだったが…。
キングコング、でかい。とにかくでかい。
2005年に公開されたピーター・ジャクソン監督の『キング・コング』を観た方いらっしゃるでしょうか。あの映画、188分という無駄な長尺で最初の1時間はまったくキングコングが出てこないという、観客バカにしてんのかっていう話だったんですけど、こちらのコングは割とすぐ出てきます。こんな感じで。
(本当はこのシーンじゃないけど登場の仕方は同じ)
そしてめっちゃでっかい。コングのほかにも出てくる生物がとにかくみんなでっかい。怖い。気持ち悪い。
こういうの見ると『南極物語』思い出す
大まかなストーリーはキングコングの定番ものとまあまあ同じで、マンハッタンがジャングルになっただけ、みたいな流れです。エンパイア・ステート・ビルに登らないかわりに川の中でどったんばったん暴れまわります。そう、女性を手に握ったまま。絶対握りつぶしてるよね。でも無傷(笑)。
ちなみにヒロインのブリー・ラーソンは『ルーム』のママね。
細かいことを言い出すととにかくつじつまの合わない映画で、時間のつなぎ方がおかしかったり、さっきの川の中で暴れるシーンだってあんな巨大生物たちがひっくり返ったりしてるんだから人間の乗ってる船だって余波で絶対転覆するはずなのに全然平気だったりとか。思わず「デビルマンかよ」と心の中でツッコんでました。
あと、サミュエル・L・ジャクソンの顔がアップになった時、「あれ?コング?」と思ってしまったことを認めます(笑)。
結局コングって、いいヤツなの?悪いヤツなの?(笑)
それからエンドロールの後にちょっと流れてたけど、どうやらゴジラと戦うらしいですよ、コング。なんかこういういろんな映画のヒーロー(ヒール?)を集めて一つの映画に集結させるっていうのが最近多くてちょっとウンザリしております・・・。
ということで、
たぶん観に行っちゃうんだろうけどね、コングvsゴジラ。