ライフ―いのちをつなぐ物語―

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ライフ―いのちをつなぐ物語―
『ライフ―いのちをつなぐ物語―』

あらすじ(?)

南極では、天敵から襲われない氷に覆われた海の上を子育ての場に選んだ母アザラシが子育てを開始。一方、エチオピアのシミエン山地では、骨も溶かす強力な胃液を持っているヒゲワシが、大きいサイズの骨を食べやすくするため、高所から岩場に落として割っている。そしてケニアの草原では、とても珍しいチーター三兄弟が協力して獲物を狙う。

ライフ

近年流行のイギリスBBC放送による、動物ドキュメンタリーです。

以下、ネタバレっていうかなんていうか。

確かにすごい。この映像どうやって撮ったんだろうって考え始めたらキリがない。だからそこは一切考えず、「生命とはなんぞや」に焦点を絞って観たつもり。

ライフ

動物たちはみんな生きていくのに必死。なぜ生きるのか、それは後世に子孫を残さなくてはならないから。

まず、その辺で矛盾を感じ、一人悶々と考える。子孫を残すために生まれてくる、もしくは生きていくって、それ以外の生きる意味ってないってこと?「おまえは子供を生んで子孫を残さないといけないんだよ」「うん、頑張る!」で、人生の目的終わり。えええ。動物たちにとってはそれが当たり前なんだろうけど、一度知恵を持ってしまった我ら人間には考えられないことで。生きる意味って、もっと違うところにあるんじゃないかなんて傲慢な考えを捨てきれない。そうだ、生物は「生きるために生まれてくる」んだ、きっと。

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この映画を観た人の感想は軒並み「勇気が出ました」「生きる希望がわいてきました」とかそんなのばっかりなんだけど、わたしは「どうして人間に生まれてきて、何のために生かされているんだろう」って、自問自答が始まりました。この映画のどこを観たら、生きる希望がわいてくるのだろう。不思議だ。

ライフ

この映画の鑑賞券が当たった時、「絶対映画館で観るべき映画」とか言っていましたが、このレベルなら「ダーウィンが来た!」でも観られそうな気がするし、ご家庭の42インチくらいのテレビでも十分じゃないかと思います。むしろブルーレイとかの方が映像きれいでいいかもよ。

ということで、☆2.5。
ナレーションを親子でやっているのは、きっと何かしら意図があることなのだろうけど、あんまり関係なかったかも。

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