『太陽がいっぱい』
あらすじ
アメリカ人の青年トム(アラン・ドロン)と友人のフィリップ(モーリス・ロネ)はナポリに遊びにきていた。トムは裕福なフィリップの父親から、フィリップをアメリカに連れ戻すよう頼まれていた。だがフィリップにはフランス人の恋人マルジェ(マリー・ラフォレ)がおり、アメリカに帰るつもりはなかった。フィリップに疎んじられるなかトムは、彼を殺して彼に成りすますことで彼の財産と恋人を奪おうと計画する・・・。
以下、ネタバレあり。
アラン・ドロンかっこいーっ!っていう映画なんだろうけど、わたしにはツボにはまりきらないんだな、彼。ジェームス・ディーンの方が好き、かも。
ヨット旅行に出かけたトム、フィリップ、マルジェの3人。フィリップとケンカしたマルジェを途中の港で降ろし、二人っきりになるトムとフィリップ。もともと計画していたのか衝動的だったのか(計画するに足りる動機はある)、トムはフィリップを刺殺。海に死体を捨て、自分がフィリップになりすまして、財産も恋人も乗っ取ろうとする。
・・・・・だがしかし!
死体の捨て方が「なんでそんなことするの?」っていうやり方で、それが結局あだとなっちゃうんだよねー。普通に海に流せばよかったのに。
現代から考えればずいぶんとずさんな方法でフィリップになりすましていくトム。それでも途中まではうまくいってるんだ。だけど身分がばれそうになってまた殺人を犯し、もう後戻りできなくなっていく。
わたしは個人的にフランス語映画アレルギーがありまして(笑)、フランス語聞いてると眠たくなるんです。だからね、この映画の内容もよく覚えてないとかそんなことは言わないけれどもっ(必死)。
でもナポリの青い海とかきれいだし、めちゃくちゃ船酔いしてたっていうアラン・ドロンは顔色悪いし(笑)、街とか景色とかの見どころはたくさんありました。
そういえばアラン・ドロンって、ビストロSMAPに出てなかったっけ?
というわけで、☆3.5。
みんなが英語しゃべってたらもっとよかったのに。
午前十時の映画祭 45/50本