ソロモンの偽証 前篇・事件

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ソロモンの偽証 前篇・事件
『ソロモンの偽証 前篇・事件』

宮部みゆき原作。

あらすじ

クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。
彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。
さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。
事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。
彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが……。

ソロモンの偽証 前篇・事件

わたしがこの映画の試写会に行ったのは、去年の12月25日です。
事件が起きたのがちょうど23年前のクリスマスだったので、それにちなんで行われたプレミア試写会。
クリスマスに一人で試写会ってさ・・・。
出演者の舞台挨拶もありましたよ。

ソロモンの偽証 前篇・事件

前列右端は、「まえだまえだ」のお兄ちゃんね。

今までの「宮部みゆきの本を映画にすると台無しになる」の法則からして、あんまり期待してませんでした。
原作はあんなに面白いのに、映像にするとどうしてこうなっちゃうんだよ!って、何度突っ込んだことか。
でもこの映画は、中学生たちはほぼ無名の新人ばかりで、演技の上手い下手は横に置いておいたとしても、変な先入観なく観ることができたので、まあまあよかったかなと思いました。
それに比べて大人たちは、ちょっとやりすぎでしょっていう演技の人もいたりね。
そうそう、永作博美がめっちゃ怖かったです・・・。

ソロモンの偽証 前篇・事件

主役の藤野涼子を演じた子は、そのまま「藤野涼子」という芸名でデビューしたそうです。
子役たちはみんな1年くらいかけてオーディションとか演技の特訓をしたらしい。
だから新人でも棒読みみたいな子はいませんでした。

原作は文庫で6冊もあるそうです。
とてもじゃないけど2時間で収まりきる内容じゃないから、前篇・後篇に分けたのは正解だと思う。
上映後に後篇の予告編も流れたけど、けっこう面白そうな感じでした。
そもそも後篇ありきで作られてるので、面白くなくちゃ困るんだけどね。

ということで、★★★★半/5
後篇観てみないときちんと判断できないね。

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