今さらですが、「チーム・バチスタの栄光」を観ました。
シンガポールに向かうA380の中で。スクリーンでかいぞ、A380。
『チーム・バチスタの栄光』
あらすじ
高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”に、3度続けて術中死が発生。
内部調査を任された田口(竹内結子)が適当な報告で締めくくろうとした矢先、厚生労働省から派遣された切れ者役人の白鳥(阿部寛)が現れる。
2人はコンビを組んで、“チーム・バチスタ”のメンバーを再調査することになる。
以下ネタバレあり。
確かこの映画が始まる頃、フジテレビで「医龍2」の放送をしていて、あのドラマもバチスタ手術を扱ってたから、てっきりドラマの続編なのかと思ってた。
そしたらまるっきり違う映画で、「このミステリーがすごい!」大賞を取った同名ベストセラー小説を映画化したものでした・・・・。
ワタシはねー、最初っからあの麻酔医がアヤシイと思ってたんだよ。
だって、ココリコ田中なんだもん。配役から犯人決めるワタシもどうかと思うが。
どうやって殺したかはわからなかったけど、絶対アヤシイと思っていた。
ああいう極限状態で働いている人たちは、普通の人じゃ考え付かないようなことをやってしまうのかねぇ。でも絶対やっちゃいけないこと。
主人公は原作では男性なんだけど、映画では女性になってる。
それが白鳥との掛け合いを面白くさせてて、成功してるんじゃないかと思った。
阿部ちゃんって、絶対コミカルな役のほうが似合うよね。
テレビでやってたこの映画のメイキングか何かで、
「監督が竹内結子に「『北の国から』の純君みたいな感じで演って」
と言ったらしく、困った彼女はかの有名な
「電気がなければ暮らせませんよ!!!」
のせりふを思い浮かべて演じていた」、というのを観た記憶がある。
果たしてそれがどのシーンだったのかは、不明。
途中で「これが手術の失敗の原因か」って思わせるシーンがでてくるんだけど、ところがどっこい、やっぱり殺人だったっていうどんでん返しは面白かったです。
ってことで、☆4つ。
吉川晃司がまたいいんだわ、けっこう。