3/15(土)から公開の「犬と私の10の約束」の試写会に行ってきました。
観る前から、絶対泣くと思ってたけど・・・・。
『犬と私の10の約束』
あらすじ
北海道・函館で暮らす14歳の少女あかり(福田麻由子)の家の庭に、ある日、前足の片方だけが靴下を履いたように白いゴールデン・レトリバーの子犬が迷い込んでくる。
その子犬に“ソックス”と名前をつけたあかりに、母(高島礼子)は犬を飼うときは犬と「10の約束」をしなければならないと教えるが…。
以下、ネタバレバレ。
イヌを飼うときには、守らなければいけない「犬の10戒」というものがあります。
犬の10戒
- 私と気長に付き合ってください。
- 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
- 私にも心があることを忘れないでください。
- 言うことを聞かないときには、理由があります。
- 私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。
- 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
- 私が年を取っても、仲良くしてください。
- あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
- 私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
- 私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。
これは犬の一生ものではなく、「ソックス」と名づけられた犬と飼い主のあかりの成長物語、とでもいいましょうか。
右前足の先が白くて靴下を履いてるみたいだから「ソックス」。珍しい名前だね。
あかりが14歳の時突然母親が亡くなって、忙しい父親とソックスと3人で暮らすことになるんだけど、始まって20分くらいからあたしはずーーーーーーーーーっと泣きっぱなしでした。
もちろん楽しいシーンもたくさんあるんだけど、涙がどうにもこうにも止まらない。
入院中の母親があかりに「犬の10戒」を教えるあたりから、鼻水ジュルジュル。
まわりからもすすり泣く声が(´;ェ;`)ウゥ・・・
ダメだ、ダメだダメだ。涙が止まらない。
父が勤めている大学病院を辞めて函館から札幌に引っ越すことになり、ソックスを友達の進くんに預けるシーンで大号泣。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
進くんがギター留学でフランスに行っちゃう時、空港への見送りに間に合わなくて崩れ落ちるあかりに大号泣。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。
泣き所はいっぱいありすぎて全部書けないくらいなんだけど、一番はやっぱりソックスが死んでしまうところ。
号泣っていうか、嗚咽でした。ヒックヒック言ってました。あたしもまわりも。
終わったあとは女子がトイレに殺到ですよ(笑)。上映が終わってあんなにトイレに行列ができたのはいまだかつて見たことがない。みんな顔がボロボロでした。
大人になったあかりは、ソックスがいるせいで自分の生活が制約されてしまうのをだんだんと疎ましく思うようになる。それは昔わたしも犬を飼っていたからわかる。
嫌いになったんじゃなくて、自分の生活が忙しくなっちゃうんだよね。大人になると。
でも、そんなときこそ、「犬の10戒」を思い出してみて。
「わたしにはあなたしかいません」本当にそうなんだよね。
娘が小さい頃は自分が忙しくてほったらかしにしていたのに、今となっては自分がほったらかしにされてる父。
どの時代のソックスもほんとにかわいくて、みんな演技派なんだよねー。
最後のエンドロールで6匹くらい名前が出てきたかな?「でかソックス」とか「ちびソックス」とか(笑)。
ほんと、久々にあんなに泣きました。今思い出しても涙が出るくらい。
犬好きな人もそうじゃない人も、犬を飼ってる人も飼ってない人も、ぜひ観にいって欲しいです。
人間の都合だけでペットを飼っちゃダメだよ。きちんと最後まで面倒を見る自信がある人だけ、動物を「家族」として迎え入れていいんだよ。
劇場に入る時、「SOY JOY」が配られたんですが、その時は「あー、トヨエツがCMしてるからかー」
としか思わなかった。
けど、上映後にハタと気がついた。
「トヨエツと田中麗奈って、SOY JOYコンビじゃーん!」
気がついたのが上映後でよかったよ。そうじゃなきゃ変な先入観で観るところだった。
その後、逆にSOY JOYのCMを変な先入観で観ていることは言うまでもない。
ハンカチではなく、でかいハンドタオルを持って観に行くことをオススメします!!!!!!!!
ってことで、☆5つ。