THIS IS IT(16回目)

スポンサーリンク

ついに終わってしまった、「THIS IS IT」サードランライヴ上映。
すっかりわたし、魂がもぬけの殻です。

チュッパチャップス
今日はバナナミルク

上映前、Studio Aの熱気は今までで一番すごかった。
もう何回も、何十回も観に来ている人ばかりなので、あちらこちらで「お久しぶり!」みたいな会話が飛ぶ。
わたしもアリスさんを見つけて、すっ飛んでいった。

この日のチケットは、販売開始1時間でSOLD OUTになったらしい。
キャンセル待ちの人すらいて、仕方なく立見席を用意したとか。
わたしの隣りにも立見の男性がいたのだが、この人、なぜか上映が始まっても微動だにしない。なぜ?
えっと、キャンセル待ちまでしてでも入りたかったんですよね?
そうまでしてスタンディング観たかったんですよね?
だったらもうちょっとノリましょうよ。せめて手拍子くらいお願いします。
逆サイドの3人組はどうやら初めて来たらしく、こちらも普通に音楽を聴きに来た感じ。

ここにきて、最終上映にしてわたし、まさかの完全アウェイな雰囲気かもし出してるんですけど・・・。
気にせず踊りまくりましたけど。

先日遭遇したステキなお着物を着た女性をまた見つけたので、「ステキですね!」って思わず声かけちゃった。
着物のリメイクのお店をやっているそうで、やっぱりMJ帯はお手製なんだそうです。

トイレ前でばったりスタッフさんに会ったので、「今日は泣きますよ」って言ったら、「笑ってくださいよ!」って言われた。
いや、それは無理です。だって朝から泣いてましたから。

スタッフさん、上映前の挨拶でこんなことを。

「マイケルの魂をシネマシティに呼ぶために考えました。
そうだ、恐山からイタコを呼ぼう!」

・・・2秒で却下されたそうです。

客席には、あの音響プロデューサーの井出さんがいらしてました。
あと照明のプロデューサーさんも。
井出さん、あなたが作り出した音を聴くために、こんなにもたくさんの人が集まりましたよ。

そしてライブがスタート。ほんっとにすごい盛り上がりだった。
「Heee Ha!!!」や「Beat It」の掛け合いも、今までで一番おっきな声だった。
マイケル、みんなの声はちゃんと届いてましたか?

いつまでもこの空間が続きますように。そんなわたしの願いもむなしく、今までで一番短く感じた上映。
「Man In the Mirror」の頃には、涙でスクリーンが見えなくなっていた。

いやだ。終わって欲しくない。もっともっとマイケルを観ていたい。
あの場にいたほとんどの人が、そう感じていたはず。
たった1本の映画で、ここまでの一体感を味わえるって、ほかでは稀有なはず。

アンコールは、以前にもかかった「Dirty Diana」。やっぱかっこいい。
この曲を知ってる人もいっぱいいたので、前回よりも盛り上がった。

そしてダブルアンコールは、「Smile」。
これ、ダメだってば。あの歌詞は本当に泣かせるんだってば。
といいつつ、Jukeboxではしつこいくらいに「Smile(歌詞つき)」ってリクエストしてたけど。

Smileの終盤、スクリーンには、MJのフォレストローンのお墓に供えられたみんなのメッセージシーツや、アリスさんの作った献花台の映像が流れ、その最後に

「Thank you for Michael and the Fans, Maybe See You Next Year!」

の文字が。そんなような話は以前から聞いていたけど、
言っちゃったからにはやってくださいよ!!!

全ての上映が終わり、スタッフさんからご挨拶。
なんかもう、なんて言ってたか覚えてないけど、とにかく感謝の言葉だったと思います。

そして観客有志から、スタッフさんたちと井出さんの3人に花束の贈呈。
せーの、の掛け声で、

「シネマシティ、ありがとう!!!」
と叫ぶオーディエンス。こんな映画館って、ほかにある?
スタッフと客の距離がこんなにも近くて、みんなが大切に思っている映画館。
そんな場所に出会えたことを、わたしは心の底から感謝します。

放心状態でアリスさんの座席に移動し、しばし呆然としているうち、劇場内に残っているのはわたしたちだけになったので、慌ててロビーへ。
するとそこには100人近くの人たちがまだ残っていた。
みんなでスタッフさんを囲んでの大撮影大会(笑)。
その場にいた人全員で集合写真なんかも撮っちゃったけど、あれはいったいどなたのカメラだったのでしょうか?
あの写真、欲しいです。ご存知の方、ご一報ください。

みんなが思い思いに感謝の言葉をT山さんにかけていく。
広いロビーで「They Don’t Care About Us」を踊りだす人たちもいる。
帰りたくない、いつまでもここにいたい、マイケルを感じていたい、そんな思いがひしひしと伝わってくる。

スタッフさんを始めシネマシティの皆さん、井出さん、増さん、そのほかたくさんの方々の努力と試行錯誤があって、シネマシティはいつでもマイケルを迎え入れる臨戦態勢が整っています。だからいつでも帰ってきて、マイケル。

でもこの日はいったん、あなたを天国に送る為にみんな集まったんだよ。
無事に帰れた?

いつまでもいたくなる映画館ですが、23時を過ぎた頃から「そろそろ終電なんで・・・」と帰っていく人たち。
え、いったいどちらからいらっしゃっていたんですか?
(ちなみにわたしの終電は午前1時過ぎ)
そうまでしても、ここでTHIS IS ITを観たかったなんて、映画館冥利に尽きるじゃないですか、シネマシティ。

そういうわたしは、アリスさんに車で家まで送っていただきました。
車の中でもマイケル話に花が咲く咲く。
それまでに起こったいろいろな偶然は、もしかしたらマイケルがそうさせてくれたんじゃないか、とか、自分の葬送の曲は「Beat It」がいい、とか、「マイケルはもう、神だね」とか(笑)。

誤解を恐れずに言わせてもらうと、わたし、後追い自殺する人の気持ちがわかっちゃったんです。
それは決してこの世にマイケルがいないから生きていけない、ということではなく、「あっちの世界に行ったら、もしかしたらマイケルに会えるかもしれない」という思い込み。
そんな話をアリスさんにしたら、「わかるーーーー!!!」って。
よかった、わかってくれて。

そして今、激しく燃え尽き症候群です。
この先何を楽しみにしていったらいいのかわからないくらい。
どうしたらいいですかね、ほんとに。

いつも拝見しているMJ関連のサイトで、ステキなコメントを見つけたので勝手に転載させていただきます。
もしこれを書かれた方で、万が一このブログにたどり着いちゃったらお知らせください。無断拝借、失礼いたします。

『人に親切で、柔和で、怒らず、人に与えることで幸福を得られる、マイケルは神に使わされた天使のようでした。神の傍らで私達のこと、この星のこと、子供たちのことを見守っていてくださると信じてます。いつも心清らかでいられるようマイケルの残した言葉を胸に生きて行こうとおもいます。』

これを読んで、わたしはPCの前で嗚咽しました。
神に使わされた天使、だってその名も「大天使ミカエル」ですもの。
きっとそうに違いありません。

あなたが失ってしまった子供時代を一緒に探してあげられたらと、心の底から思います。
才能がありすぎるということは、時として不幸なのだと知りました。
わたしもこれからあなたの残した言葉を胸に、生きていこうと思います。

そして近いうちに、またあなたに会えるような気がします。

・・・・まだこれじゃ終わらないから。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


FXを学ぶ