ダイ・ハード/ラスト・デイ

スポンサーリンク

ダイ・ハード/ラスト・デイ
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』

あらすじ

久しく会っていなかった息子ジャック(ジェイ・コートニー)がロシアでトラブルを起こした上に、ある裁判の証人となったと知らされた刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。身柄を引き取りに現地を訪れた彼だが、そこでテロ事件に巻き込まれてしまう。相変わらずの運の悪さを呪いながらも、混乱状態に陥った状況下でジャックと再会するマクレーン。しかし、なぜか親子一緒に次期ロシア大統領候補の大物政治家、大富豪、軍人らが複雑に絡む陰謀の渦中へと引きずり込まれるハメになり・・・。

ダイ・ハード/ラスト・デイ

ブルース・ウィリス演じるおなじみジョン・マクレーン刑事のついてない物語「ダイ・ハード/ラスト・デイ」。今回はモスクワまで行っちゃったよ!Stranger in Moscow !(違)

以下、ネタバレあり。

マクレーンが行くからトラブルが起きるのか、トラブルが起きるからマクレーンが行くのか・・・。海外進出するとは思いませんでした。

とはいえ、今作の主役はジョンの息子、ジャック・マクレーンだといってもいいでしょう。ジョンはなんだか息子をサポートするいいパパに落ち着いちゃってます。

ダイ・ハード/ラスト・デイ

そこがなんか、ダメなんだって。
いつものごとく

「ちくしょう!なんで俺はこんなについてないんだ!イピカイエー!」

とかぼやいてこそのジョン・マクレーンだと思うわけですよ。まぁ確かにジョンも歳を取りました。だからってまだ隠居するには早いでしょ。わたしが一番好きなのは「ダイ・ハード2」なのですが、あの頃のジョンは輝いてたよなぁ(笑)。

ジャックはある犯罪を犯し、ロシアの刑務所に収容されていて、それを知ったジョンが助けに行く。だけどそれがまたトラブルを呼び、ジャックの計画が台無しになって行く。実はジャックはCIAの人間だったのです(ほんとに?)。

ダイ・ハード/ラスト・デイ

あとですね、クライマックスシーンがチェルノブイリなんですよ・・・。未だ閉鎖されている施設に、革ジャン1枚羽織って入っていくマクレーン親子。

ダイ・ハード/ラスト・デイ

ダメ。それ絶対ダメ。日本人ならみんな思ったはず。しかもずーっと雨水溜まりっぱなしのプールに落っこちちゃうし。「雨水なら平気だろ」って、なにを根拠に?

ジョン「体に何か影響出るかな」
ジャック「髪の毛が抜けるくらいだろ」

って、ジョンはすでに髪の毛ありませんから!!!

この映画の歴代の悪役って、だいたいハデに死にます。特に印象に残っているのが、1でナカトミビルから落下するアラン・リックマン(ハリポタのスネイプ先生)と、2でジャンボジェットのエンジンに巻き込まれて死ぬ人(痛ててて・・・・)。そして今回のラスト・デイでは、ビルから落下しながらヘリコプターのプロペラに巻き込まれるというまさかのコンボ!
なんだあれ、オマージュなのか?

アクションシーンは確かにすごいです。車とかもボンボン爆発するし、音にびっくりしちゃう。評判があんまりよろしくなかった割には、わたしは楽しめました。

しかし総じてわたしが言いたかったのは、

「この内容なら、別に『ダイ・ハード』じゃなくてもよくない?」

ってことです・・・。

あと、あのラストシーンはなんなんだ。あれこそダイ・ハードじゃない。

ということで、☆4つ。
しばらくジャックを演じているのがトム・ハーディだと思っていたことはナイショです。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


FXを学ぶ