アバウト・タイム ~愛おしい時間について~

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『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』

あらすじ

自分に自信がなく恋人のいないティム(ドーナル・グリーソン)は21歳の誕生日に、父親(ビル・ナイ)から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)と恋をする。しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまい・・・。

アバウト・タイム ~愛おしい時間について~

なんの予備知識もなく観に行きました。正解。

タイムトラベルものでした。びっくり。そもそもどうしてこの映画を観たいと思ったのか、今となっては理由が思い出せない。

ティムの家系は先祖代々男にだけタイムトラベルができる力があって、それは女性たちは知らないこと。一子相伝みたいな感じで、大人になったら父親からそのことを伝えられるらしい。しかもタイムトラベルの仕方がまたなんともアナログっていうか(笑)。

アバウト・タイム ~愛おしい時間について~

こういう話によくありがちな、本来やってはいけないことを過去に戻ってしてしまったりするので、よくよく考えるとつじつまが合わないこともたくさんあるんだけど、そういうのは抜きにして楽しめる映画でした。失敗したら何度も過去に戻ってやり直せるって、いいような悪いような気もする。

ティムとメアリーの恋愛模様もさることながら、ティムとその父親の関係もすごくいい。父親にはその時目の前にいる息子が、その時勢の息子なのか未来から来た息子なのかわかるみたいなんだよね。末来から来た息子には、父親に何が起こるかわかっているわけだから、そのあたりがなんとも切ない感じ。幸せは永遠には続かないし、それがいつ終わるのかも知ってしまっているから。

アバウト・タイム ~愛おしい時間について~

レイチェル・マクアダムスがとにかくかわいいです。あのかわいらしさで36歳だって。化け物か。

監督は『ラブ・アクチュアリー』を撮った人。このあたりからも映画の内容を伺い知ることができるかもね。

ということで、★★★★/5
わたしもタイムトラベルして、ビーチで顔を焼きすぎたあの日のわたしを殴りたい(笑)。

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