ローン・レンジャー

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ローン・レンジャー
『ローン・レンジャー』

あらすじ

幼い頃に遭遇した悲しい事件への復讐をもくろむ悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)は、そのスピリチュアルな力で死の一歩手前の男、ジョン(アーミー・ハマー)を救う。正義感の強いジョンは、目的を達成するためならどんな手段も用いるトントと衝突するも、愛する者を奪われたことで豹変。マスクを装着し“ローン・レンジャー”と名乗り、トントと一緒に巨悪に挑む。

ローン・レンジャー

張り切って公開初日に行ってしまいました、「ローン・レンジャー」。全然混んでなかった。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作(4作目は駄作だとわたしは思ってる)の製作スタッフが作った映画と聞いたら、観ずにはいられない。監督はゴア・ヴァービンスキー、音楽はハンス・ジマー、そして製作はジェリー・ブラッカイマーですよ。そりゃ期待するっつうの。

で、その期待が大きすぎてしまったのが、今作の敗因です。正直な話、それほど面白くなかった。

もともと「ローン・レンジャー」はアメリカのテレビドラマかなんかで、アーミー・ハマーのお父さんがそれを観ていたって話。なんで今更そんな古いものを映画化しようと思ったんだろうね。

主役はアーミー・ハマーのはずなのに、ジョニデのアクが強すぎちゃって、観てるこっちは混乱します。「トントって、いったいどういう目線で見ればいいわけ?」って。主役なの?かませ役なの?なんなの?みたいな。

ジョニデ好きな人は観に行ってもいいと思いますが、終始白塗りだからね。しかもカピカピ。いっつも思うんだけど、あんな特殊メイクばっかりしててお肌荒れないのかしら、ジョニー。まともな素顔で出てた映画の方が少ないくらいです(笑)。ちなみにわたしは「ショコラ」のヒッピー役が好き(どうでもいい)。

この映画で一番の名演技だったのは、この白いお馬さんじゃないでしょうか。

ローン・レンジャー

これ、白馬じゃなくてアルビノだっていう話。白馬とアルビノの違いがよくわからないが。アルビノはもともと黒いのか?

中だるみを挟みつつ、終盤の11分間のカーチェイスならぬトレインチェイスは面白かった。ウィリアム・テル序曲に乗せて、「ハイヨー!シルバー!」のかけ声と共に、馬に乗って颯爽と現れるジョン。だけどねー、ここでもやっぱり、トントに食われちゃってる。

わたし、アーミー・ハマー好きなんですよ。初めて「ソーシャル・ネットワーク」で観た時、なんてかっこいいんだと思ったもん。その後も「白雪姫と鏡の女王」のバカ王子役とかで見る度、「ステキ・・・」ってうっとり。ただ、単刀直入に言えば、アーミー・ハマーにジョニー・デップの相棒役は早過ぎた、ってことじゃないでしょうか。

パイレーツの時、ウィル役に抜擢されたオーランド・ブルームは、すでに「ロード・オブ・ザ・リング」でけっこう知名度があったし、ジョニデとオーリーの2ショットって、なんかバランス取れてて美しかったのです。でもアーミーと並んだジョニデ、なんだかすごくちっさく見えるの。アーミーが大きすぎんのかな。なんかその辺も、わたしにはしっくり来なくてですねー。んー、残念。

ということで、☆3つ。
ヴァービンスキー監督、パイレーツに復活してくれないかなぁ。

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