ジャージー・ボーイズ

スポンサーリンク


ジャージー・ボーイズ

あらすじ

ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、その掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。コネも金もない彼らだが、天性の歌声と曲作りの才能、そして素晴らしいチームワークが生んだ最高のハーモニーがあった。やがて彼らは「ザ・フォー・シーズンズ」というバンドを結成し、瞬く間にトップスターの座に就くが・・・。

ジャージー・ボーイズ

クリント・イーストウッド監督作品。いやあ、面白い映画だったなあ。

たぶん誰もが一度は耳にしたことがあるであろう「君の瞳に恋してる」っていう曲。ボーイズ・タウン・ギャングがカバーしたものが有名だけど、オリジナルはこの「ザ・フォー・シーズンズ」が歌っています。この曲ができるまでの紆余曲折を描いた映画です。

わたしはこのバンドを知らなかったけど、劇中に出てくるたくさんの曲の中には「これ知ってる!」っていうのがいっぱいあった。「シェリー」とかたぶん聴けばわかるんじゃないかな。

ジャージー・ボーイズ

1960年代のアメリカ東部ニュージャージー州の貧しい町では、金もコネもない者が町から逃げ出すには、軍隊に入るかギャングになるしかなかったそうです。そこに生まれた天賦の歌の才能を持ったフランキー・ヴァリと、トミー・デヴィート、ニック・マッシ、ボブ・ゴーディオの4人で結成されたザ・フォー・シーズンズは、何度かの改名などを経て、アメリカのトップチャートを独占するようになります。ちなみに「フォー・シーズンズ」は、営業活動を断られたボーリング場の名前だった気がする。ボーカルのフランキー・ヴァリを演じたジョン・ロイド・ヤング始め、トミー役以外はミュージカル版の役者さんたちだそうです。

ジャージー・ボーイズ

トミーっていうのがやっかいもので、いろんなトラブルを運んできます。巡業中、10年間ホテルの同室にされていたニックが、「トミーは部屋のバスタオルを全部使いやがる!」とブチ切れた時は場内爆笑でした。山積みになった濡れたタオルの中から、濡れてなさそうなのを選んで使ってたんだって。不憫。

そんなニックの脱退や、トミーの借金など、いろんなところでバンドの拠り所となったマフィアのボスを演じたクリストファー・ウォーケンがまたいいです。あんなコワモテなのにすごく理解があって優しいの。

ジャージー・ボーイズ

あと、クリント・イーストウッド監督もチラッとカメオ出演しています(テレビに注目)。

全編に渡って笑いあり、涙あり、上映後は試写会場が拍手に包まれました。観てよかったなあって、心から思えた映画です(同じ日に別の試写も当たってて、どっちに行くか迷ってたから)。

エンドロールも秀逸。同じ列に座ってた年配の女性は、ずっと手でリズムを取りながら観ていました。いろいろ思い出があるんだろうね。

ということで、★★★★★/5
まだまだ上映中なので、ぜひ劇場に観に行ってみてください。後悔はさせません。

にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


FXを学ぶ