『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』
あらすじ
リン(エレン・バーキン)は、前夫との間にもうけた息子の結婚式に参列するため、新しい家族と共に実家に帰って来る。彼女は、久しぶりに前夫(トーマス・ヘイデン・チャーチ)や短気なその妻(デミ・ムーア)、いいかげんな自分の母親(エレン・バースティン)らと再会。久しぶりの再会にもかかわらず、自分勝手なことばかりを主張する彼らは、やがて結婚式当日を迎え・・・。
「アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち」の試写に行ってきました。やたらと制服来た高校生が多かったのはなんでだろう。試写状ばらまいたのかな。
以下、ネタバレなし。なんかもう、微妙すぎてあんまりよく覚えてない・・・。とにかくリンの家族はみんなおかしくて、前夫と現夫の間にいる4人の子供のうち3人がどっかおかしい。自傷癖があったりヤク中だったり、それらを見て育った末っ子はなんかちょっと情緒不安定だし。現夫は能天気すぎて、リンの悩みをまともに取り合おうともしない。久しぶりに会った実家の母ですら、リンの話を聞きゃしない。リンの姉妹もまったく明後日の方向向いてる。
なんなのこの家族、みんな仲悪いの?と思いきや、一応お互いがお互いを思いやったりしてるフシもある。
観る前は、きっとそんなバラバラな家族が結婚式に巻き起こすドタバタ劇なんだろうなと思っていたら、期待を180度裏切る超シリアスな映画でした・・・。
リンもリンで、自分が悲劇のヒロインであるかのごとく振舞うし(本人そのつもりなくても、周りがそう思ってる)、誰にも感情移入できないんだよねー。
唯一まともに見えたのが、前夫の現在の妻。っていうか、デミ・ムーア歳の割にきれいだなーっていうだけだけど(笑)。お金かけて全身お直しした甲斐がありましたね。
んー、あんまりオススメしません。
ということで、☆2つ。
「アナザー・ハッピー・デイ」っていうのが皮肉なのかなんなのか、未だによくわからない。