メッセージ

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『メッセージ』

あらすじ

ある日、宇宙から飛来した巨大な楕円形の飛行体が地球の12ヵ所に突如姿を現わし、そのまま上空に静止し続ける。その目的が判然とせず、世界中に動揺と不安が広がる。やがて、最愛の娘ハンナを亡くした孤独な言語学者ルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)のもとに、アメリカ軍のウェバー大佐(フォレスト・ウィテカー)が協力要請に訪れる。こうして同じく軍の依頼を受けた物理学者のイアン(ジェレミー・レナー)とともに、アメリカに飛来した飛行体の内部へと足を踏み入れたルイーズ。7本脚の異星人との接触を試み、飛来の目的を探るべく彼らが使う言語の解読に没頭していくのだったが…。

メッセージ

なんかもう全然理解不能な映画でした。

地球にやってきた宇宙船の姿が「ばかうけ」そっくりだとして公開前から(日本では)話題になっていたこの映画。

メッセージ
全長450mの巨大ばかうけwww

ばかうけ(と呼ばせていただこう)がなぜ地球にやってきたのかを探るべく、アメリカ軍によって言語学者のルイーズが招集されます。あらゆる言語に精通している彼女ならなんとかなるんじゃないかと。ばかうけの中には2匹のタコみたいな宇宙人がいて、最初は音声での接触を試みたもののどうやら文字の方がよさそうだぞ、ということでボードを使って地球の言語(こういう時ってだいたい英語だよね)で会話をしてみる。

メッセージ
こんなことやってるのはアメリカだけで、そのほかの11か国はもう我慢の限界でやれ戦争だやれ核攻撃だと過激な方向に突き進んでいく。

それでもルイーズは必死にコンタクトを取り続け、ある瞬間に彼らの言語を完璧に理解する。彼らは地球を攻撃しに来たわけではなく、3,000年後に訪れる彼らの危機を地球人に救ってもらうためにお願いに来たのだと。その見返りに彼らの言語を教えてやろう、ということらしい。

なんで言語が見返りになるかというと、彼らの言語には時系列がなく、理解すれば未来のこともわかるようになるからなんだって。いやわたしにはなんのことやらさっぱりなんですけど。

そもそもこの原題って「Arrival」だから、邦題つけた時点でなんとなくミスリードされている気はする。ばかうけは北海道にもやってきてるんだけど、北海道って言ってるのにどう見ても新宿上空だし。ちゃんとロケハンしたのかよヴィルヌーブ監督。あとバリバリ中国資本が入っているのかなんなのか、やたらと中国が幅を利かせてくるのも無理やりすぎて興ざめ。

ハマる人にはハマる映画なのかもしれない(哲学的に考えると素晴らしい話らしいよ)が、ハマらない人にはまったくハマらない、観る人を選ぶ映画です。

ということで、
誰かわたしに詳しく解説してちょうだい。同じ宇宙人との接触モノならジョディ・フォスターの『コンタクト』をオススメします。

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